中央卸売市場における「食育の取り組み」について教えてください
卸売市場は、生鮮食料品流通の基幹的な役割を担う中で、食材に関する情報やノウハウが豊富に蓄積されています。東京都では、従来から「食育」の要素をもつ消費者への啓発普及事業を下記のとおり行っています。
1.市場見学会
小中学生など団体での市場見学への対応(約6万人/11市場)
親子見学会(小学4年生以上 食材の試食会も含む)・・・大田市場
2.料理講習会等
3.市場まつり
食肉、大田、豊島、淀橋、板橋、世田谷、北足立、葛西市場(約20万人)
- 食育をテーマの一つとして開催。都のPRコーナーも食育をテーマに設置。
- 特設ステージでの「肉料理講習会」・・・食肉市場
- 中高生の親子で参加する「魚のさばき方教室」・・・大田市場
- 市場まつりの開催の詳細は、こちら → 「市場まつりについて教えてください」
4.いちば食育応援隊
5.他機関の事業との連携
- 中学生の職場体験(市場関係業界での体験のあっせん)・・・全市場
- 区の生涯学習事業(出前講座など)への協力・・・足立市場
- 区民まつりへの参加(パネル展示などの情報提供)・・・足立市場
6.情報提供
当HP(for Kids)、「市場のしおり」等の印刷物、「旬の食材」、他誌への掲載など
7.東京都食育推進計画
平成16年6月から、都庁内関係6局からなる会議を設け、都が重点的に行う食育の取り組みなどを検討してきました。そして、平成18年9月、東京の食環境にふさわしい食育の推進を図るための基本的な考え方と具体的な施策の展開を示した都独自の計画である「東京都食育推進計画」を策定しました。
中央卸売市場もその一員として、関係局と連携し、都の食育活動を総合的かつ計画的に推進していきます。
「東京都食育推進計画」の詳細は、下記をご覧ください。