新市場基本コンセプト懇談会報告書 目次
- 食生活と消費の変化の態様
- (1)消費形態と食の価値観が変化
- (2)中食・外食の増加
- (3)健康、安全・安心は消費のキーワード
- 食料消費の中期見通しについての一考察
- (1)今後20年間の見通し(団塊・しらけ世代が多数派の間)
- (2)20~30年後(ハナコから団塊ジュニア:25~40歳が中高年になる時代)
- (3)30年後以降(ポケベル、携帯、IT世代:18~25歳が中高年になる時代)
- 消費の変化への卸売市場の対応策についての意見
- (1)食に対する価値観の変化への対応策
- (2)食生活の貧弱化への対応策
- (3)健康、安全・安心の提供
- (4)素材の流通から加工機能までをカバーする市場の提言
- 小売業における新たなシステム構築の動き
- (1)IT時代のビジネス・モデル
- (2)繁盛する小売店の条件
- (3)流行外資が目指す取引・物流システム
- (4)高齢化社会では宅配が主流になるのか?
- 卸売機能の再構築を進める市場外流通業者
- (1)加工食品・日用雑貨卸売業に見る流通再編の動き
- (2)市場外流通業の動きへの市場の対応策
- 水産物の供給構造の変化と新市場の課題
- (1)水産物の供給構造と産地の状況
- (2)産地から見た新市場の課題
- 青果物の供給構造の見通しと新市場の課題
- (1)農産物供給の長期見直し
- (2)青果物の供給構造の変化から見た新市場の課題
- 変化した卸売市場の存立基盤
- (1)売手市場から買手市場への変化
- (2)鮮度維持技術の高度化
- (3)小売構造の変化と需要の減少
- (4)ワンストップ・ショッピングの拡大
- (5)消費の多品種少量化
- 市場流通の今後と新市場の対応策に関する提言
- (1)一般流通との競争が激化
- (2)中小専業店の新展開への対応
- (3)キャッシュ&キャリーへの脱皮
- (4)多品目小売業態に対応できる卸・仲卸への脱皮
- (5)サプライ・チェーンの構築を目指す
- (6)市場の卸は、販売代行から仕入代行へ
- 築地市場の強みと弱みをどう見るか?
- (1)築地の強みは、取り揃えの豊富さと大量の集荷
- (2)今の築地のどこが問題か(弱みは)?
- (3)新市場に向けた課題は何か?
- 市場の評価機能はどうなっていくか?
- 卸と仲卸業者の機能分担のあり方は?
- ビジネスチャンスの拡大には商物分離が必要か?
- (1)市場流通における商物分離とは何か?
- (2)商物分離が進むと新市場は物流センターになるのか?
- 卸売市場の公共性・社会性をどう考えるか?
- (1)公設市場の役割は、責任ある品揃えと安全・良質な食料品の供給
- (2)市場業者に求められる公的役割の自覚
- 21世紀の生鮮食料品流通の基幹市場を目指すべき
- 安全・衛生・環境に優れた市場づくり
- (1)健康・安全保証委員会の提案
- (2)衛生・品質管理の確立と環境にやさしい市場づくり
- 地域と都民に開かれた千客万来の市場づくり
- その他のコンセプトの提案
- 顧客にとって使いやすい市場とは?
- (1)多様化が進む顧客層
- (2)仲卸・関連が一体となったキャッシュ&キャリーの提案
- (3)加工・仕分け・配送等のサービス機能の強化
- 集散機能の強化(混載荷物の荷捌き機能強化についての議論)
- 新市場の物流システムが目指すべき方向
- 新市場の部門構成のあり方に関する議論
- グローバル流通に対応する市場のあり方についての意見
- 新市場に求められる情報機能