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第5回新市場建設協議会議事録

平成15年2月3日(月)10:30~12:00
築地市場第4会議室

(田中幹事)
ただ今から第5回新市場建設協議会を開催します。
始めに、碇山会長からご挨拶を申し上げます。

(碇山会長)

(あいさつ)

それでは、新市場建設基本構想起草懇談会の報告を行います。

(小山委員)
それでは、報告をさせていただきます。
起草懇談会は4回行いました。
第1回目、第2回目は、都から提示をした基本コンセプト案の項目と業界からの意見書を中心に議論を行いました。第3回目は、水産、青果、関連の各部門ごとにそれぞれ議論を行いました。第4回目は、第3回目の議論の結果を発表していただきまして、それらを中心に改めて全体で議論を行いました。
議論の中ででた意見のうち、「生産者、買出人の使いやすい市場にすること」、「流通の変化に対応し得るフレキシビリティのある施設建設物にすること」、「十分な駐車場を確保すること」、「大口需要者の荷さばきスペースの確保に配慮すること」、「駐車場での荷積み、荷おろし等の使い方も含め、さらに検討をすること」、「5街区の晴海通り側出入り口について、さらに検討をすること」、「搬出入バースの採用に当たっては利用可能台数等シミュレーションを十分に行うこと」、「各部門のレイアウトについては基本計画の早い段階でシミュレーションを行い協議すること」、「入り口動線等について、早い段階でシミュレーションを行い検討すること」といったことについては委員全員の共通した意見でした。
一方、多様な意見としては「千客万来における消費者への販売対応の方法、その主体」といったものがありました。
これらは、基本構想の中で具体化の必要あるもの、今後策定する基本計画の中で検討していくべきもの、設計段階に入って配慮していくものなどに分かれてくると思いますが、これから基本構想の起草の文案を検討していく過程の中で、取り扱いについて相談させていただきたいと考えています。
起草懇談会の報告については以上です。

(碇山会長)
引き続き、基本構想の起草についてお願いします。

(小山委員)
お手元の基本コンセプト体系案をご覧ください。
今後、委員の了解を得てから、起草の作業に入りたいと考えていますが、入るにあたって、どういう体系で考えるかということを示したものです。
一番左側が大項目、真ん中が中項目、一番右側が小項目というふうに、それぞれの項目を体系化して分類をしてあります。大項目は新市場建設の必要性、新市場の基本コンセプト、新市場づくりの基本方針、この三つを立てています。
新市場建設の必要性については、流通環境の変化と築地市場の課題ということで、変化の状況や現在の築地の現状、課題などについて説明を行い、その上で新市場の必要性を記載したいと考えています。
基本コンセプトについては、消費と流通の変化への対応、都民と消費者に開かれた市場づくり、地域のまちづくりと環境への配慮ということで、出荷者、買出人の期待にこたえる市場、都民の台所・首都圏3300万人の基幹市場等々という形でまとめたいと考えています。
新市場づくりの基本方針については、前回お示しした検討項目のまとめに沿って並べてあります。新市場予定地の概要、新市場の取り扱い規模、ゾーニングの考え方、部門構成のあり方、流通の変化に対応する市場づくり、環境に配慮した市場づくり、千客万来の市場づくり、これらを中項目としています。
これをどのように基本構想として文章にするかについては、起草懇談会等での意見を踏まえながら、皆様の了解をいただいたうえで、これから東京都の方で作業に入りたいと考えています。
新市場建設基本構想の起草については以上です。

(碇山会長)
ただ今ご説明した内容について、ご質問やご意見がある方は発言をお願いします。
ありませんでしょうか。
基本構想の内容についてですが、この協議会で決定するのではなく、知事が決定権者になりますので、あらかじめご了承いただきたいと思います。
また、具体的な文面についてですが、今までいただいた意見等については、最大限配慮していきたいと思っています。
今までありがとうございました。

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