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平成25年度被災産地支援研修会第一弾!福島県農産物の放射性物質検査の取組みを都内の消費者が視察しました

平成25年11月28日
東京都中央卸売市場

福島県産の野菜や果物などは、市場への出荷は回復傾向にあるものの東京電力福島第一原発の事故の影響による風評被害が依然として続いています。

そこで、東京都中央卸売市場は11月7日、都内の消費者の方を対象に福島県で行われている、農林水産物の放射性物質の検査状況を見ていただく被災産地支援研修会を実施しました。

福島県の安全・安心の取組状況を見聞きし、他の方々に広くお伝えすることで、消費拡大など風評被害の解消に繋げることを目的としています。

当日は朝から雨が降るあいにくの天気でしたが、中央卸売市場の消費者事業委員の他、青果物の流通に関心の高い消費者の方、55名のご参加がありました。

福島県の安全・安心の取組みを紹介したパネル

福島県の安全・安心の取組みを紹介したパネル

視察は日帰りで、現地に向かうバスの中では、放射性物質の性質や基準値の考え方をまとめたDVDに加え、福島県内のJAが作成した「安全、安心な米への取組み」のDVDを放映しました。

最初の目的地である福島県農業総合センターでは、県が行うモニタリング検査について、検査体制や検査作業の手順、検査の対象など、ゲルマニウム半導体検出器を使った検査が行われている状況を見ながら説明を受けました。現在、モニタリング検査は日曜日を除き、午前8時から午後9時まで、ゲルマニウム半導体検出器を10台使用して行っており、1日当たり200件検査しているとのことです。会議室では、検査後の対応と結果の公表について説明を受けました。「検査の結果基準値を超えたものは廃棄しており流通には絶対にのらない。」、「福島県は検査結果を全て公表しているので、どんな状況になっているのかいつでもウェブサイトを見ていてほしい。」などの話がありました。参加者の「サンプリング検査で大丈夫か?」という質問に対し、福島県の職員の方から「過去に高い数値が出た品目は検査件数を増やなど手厚く検査を行っているので、安心してほしい。」と力強い回答がありました。

また、「放射性物質の検査をしていることを4分の1の方しか知らないという調査結果がある。福島県としても広く伝えなければいけない。」と話がありました。

農業総合センターでの説明

農業総合センターでの説明

次に、バスで移動し、JAの農産物直販所での自主検査の状況や、米の全量全袋検査の様子を視察しました。米の全量全袋検査では、基準値を超えるものは極めて少ないこと、検査結果もバーコードシールを貼ることで、結果が確実に分かるようにしていると説明を受けました。

参加された方からは「産地の努力がよく分かった。」、「福島県産品を買うようにPRします。」、「お米は全量検査していて安心して食べることができると思った。」、「参加して初めて福島での取組が理解できた。」といった感想が寄せられました。

米の全量全袋検査について説明を聞く

米の全量全袋検査について説明を聞く

全袋検査の様子を視察

全袋検査の様子を視察

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