アンケート集計結果をお知らせします<都内消費者による福島県農産物の放射性物質検査状況の視察>
平成25年11月29日
東京都中央卸売市場
東京都中央卸売市場は11月7日、都内の消費者の方を対象に、福島県で行われている農林水産物の放射性物質の検査状況を見ていただく被災産地支援研修会を実施しました。
この度、11月28日に掲載した開催報告に続き、参加者のアンケートを取りまとめましたので、掲載いたします。
概要
1.研修日時
平成25年11月7日(木)
2.研修先及び内容
福島県農業総合センター:県から検査体制説明、質疑応答、検査体制視察
JAすかがわ岩瀬:自主検査状況の視察、意見交換、米の全量全袋検査所の視察
3.参加者数
55名
4.参加者等
東京都中央卸売市場消費者事業委員
東京都生活協同組合連合会
東京消費者団体連絡センター 他
アンケート集計結果
問1 福島県農業総合センターが実施している検査体制について理解できましたか(回答54)
- 理解できた 64.8%
- ほぼ理解できた 35.2%
- あまり理解できなかった 0%
問2 JA直売所等での検査体制等や取組みについて理解できましたか(回答53)
- 理解できた 60.4%
- ほぼ理解できた 35.8%
- あまり理解できなかった 3.8%
問3 米の全量全袋の検査体制や取組みについて理解できましたか(回答54)
- 理解できた 79.6%
- ほぼ理解できた 20.4%
- あまり理解できなかった 0%
問4 風評被害を減らすために何が必要だと思いますか(回答54、複数回答)
- 検査体制、放射性物質の正しい理解 63.0%
- 積極的な販売(消費)37.0%
- 生産地での取組みのPR 72.2%
- その他 14.8%
(その他の主な意見)
- 生産者と消費者の協力・コミュニケーション
- 消費者の正しい理解
- 検査体制と検査結果の公表
※結果(%)は回答者数に対する割合
研修会に参加しての感想(主な自由意見)
- 福島の行政、JA、生産者の前向きな取組み姿勢を感じることが出来た。周りの人に伝えられる知識を得ることが出来た。
- 話で聞くのとは違い、実際に現地での取組みを見て、直接携わる人から聞くことで、安全・安心を体感できた。これから東京で現地の取組みを伝えていきたい。
- 福島県内でこれだけの検査をやっていることを知らない人がたくさんいるということは残念。現地の取組みをもっと大勢の人に知って欲しい。今後、機会あるごとに発表していきたい。
- 福島の水産、農産物は、検査がしっかりしているので、今後も引き続き安心して購入できることがわかった。
- 放射能の心配はこれからも続くので、検査結果が誰でも分るように今以上に情報発信に力を入れていく必要がある。「知って知らせる」この活動を広めたい。
- 現地での苦労が良くわかった。都民も放射能をよく理解して、福島の取組みを支援することが重要と思う。