第9回地下水モニタリングの結果について
平成29年3月22日
中央卸売市場
第9回地下水モニタリングの結果について、これまで「暫定値」として公表していましたが、平成29年3月19日(日)に開催された第5回豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議(以下「専門家会議」という。)において、分析結果は妥当であり、「暫定値」の「暫定」をはずし、正式な値とすることとしましたので、お知らせします。
なお、パージ水を分析試料とした1箇所(P38-6)については、国のガイドラインで示された地下水試料採取方法に則っていないため不採用としたことをあわせてお知らせします。
【経緯】
・平成28年
11月17日(木) 契約(株式会社湘南分析センター)
11月21日(月) 採水(~12月6日(火))
・平成29年
1月14日(土) 第4回専門家会議において、「暫定値」として公表
3月19日(日) 第5回専門家会議において、「暫定値」から「暫定」をはずし、正式な値とする。
<参考>
第5回豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議資料より抜粋
資料3 再調査の結果等による第9回地下水モニタリング結果についての結論
1.第9回地下水モニタリング結果の評価
- ①第9回地下水モニタリングによる分析結果について、「暫定値」の「暫定」をはずし、正式な値とする。
- ②ただし、観測井戸のパージ水を分析試料とした1箇所(P38-6(シアン:不検出))については、モニタリング結果として不適切であると判断されることから、再調査を行う必要があると判断する。
【理由】
- 再調査により得られた観測井戸26箇所のベンゼン、シアン又はヒ素濃度から見て、第9回地下水モニタリングによるこれらの観測井戸の分析結果は妥当な濃度であると判断される。
- 第9回地下水モニタリングにおけるパージ、採水、分析の各作業方法や試料の現場保管、運搬、分析室内での保管状況を確認した結果、上記1箇所(P38-6)を除き、いずれも環境省の「土壌汚染対策法に基づく調査及び措置に関するガイドライン」(以下、「調査措置ガイドライン」という。)のAppendix-7(地下水試料採取方法)に示されている地下水試料採取方法に則って行われていたと判断される。
- P38-6については、井戸内の滞水量分のみをパージした状態でのパージ水が採水されており、調査措置ガイドラインAppendix-7に示されている地下水試料採取方法に則って行われていないと判断される。
問合せ先
中央卸売市場新市場整備部
電話:03(5320)5717