青  果  物  の  週  間  市  況

 2005 年  3 月 第 2 週    ( 3月4日〜3月10日)

東京都中央卸売市場
事業部業務課(5320)5758
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

果実
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
みかん 196 61 97 せり 普通 静岡 10 5,250 3,801 2,100 112 101
相対 普通 静岡 10 5,250 3,339 525 98 101
ネーブルオレンジ 22 124 93 せり   米国 17 - - - - -
相対   米国 17 4,200 3,675 3,150 88 109
あまなつかん 58 188 106 せり   熊本 10 2,835 2,100 1,680 91 111
相対   熊本 10 2,835 2,065 1,365 91 109
いよかん 226 90 76 せり   愛媛 10 2,940 1,743 630 91 97
相対   愛媛 10 2,940 1,974 735 103 103
はっさく 95 141 123 せり   和歌山 1.15 - - - - -
相対   和歌山 1.15 294 284 231 108 141
グレープフルーツ 49 120 74 せり   米国 17 - - - - -
相対   米国 17 4,200 3,990 3,675 100 152
不知火 107 132 122 せり   熊本 5 6,300 2,604 525 90 83
相対   熊本 5 6,300 2,352 735 99 99
清見 67 207 97 せり   愛媛 10 4,725 3,150 2,310 91 78
相対   愛媛 10 4,725 3,360 2,415 97 97
りんご 270 99 91 せり ふじ 青森 10 9,450 3,465 1,155 114 120
  王林 青森 10 10,500 3,696 1,050 100 144
相対 ふじ 青森 10 9,450 3,087 1,365 101 109
  王林 青森 10 10,500 3,486 1,890 102 132
いちご 240 117 97 せり とよのか 福岡 0.3 - - - - -
  とちおとめ 栃木 0.3 473 362 105 90 97
  章姫 静岡 0.3 - - - - -
  さがほのか 佐賀 0.3 452 412 315 98 106
  さちのか 佐賀 0.3 473 410 315 96 99
  あまおう 福岡 0.3 473 446 263 103 -
相対 とよのか 福岡 0.3 - - - - -
  とちおとめ 栃木 0.3 473 376 179 95 103
  章姫 静岡 0.3 441 403 263 104 101
  さがほのか 佐賀 0.3 473 410 263 99 106
  さちのか 佐賀 0.3 473 416 294 100 102
  あまおう 福岡 0.3 473 431 263 95 -
アールスメロン 18 115 79 せり   静岡 1 3,150 1,407 525 88 106
相対   静岡 1 2,625 1,575 1,155 - -
キーウイ 30 137 80 せり   愛媛 3.6 2,415 2,100 1,575 - 143
相対   愛媛 3.6 2,415 1,916 1,470 101 -
総入荷量 1,672 101 95  


概況
概 況 (開市日数  今週5日・前週6日・前年5日)

 今週の一日平均入荷量は、1,672トンで前週比は1%増、前年同期比は5%減となりました。
 今週の市況は、4日の金曜日に雪の影響から末端消費者の消費動向が鈍ったために荷動きが芳しくありませんでした。今までは果実総体として大玉果の入荷が多かったのですが、2月の冷え込みと日照不足の影響から小玉果の入荷が中心となっています。また3月の天候は不安定になりがちで入荷・相場ともに見通しがつきにくい状況になっています。
 品目別に見ると、「みかん」は終盤を迎え入荷量は前週比・前年比ともに減少しました。産地は静岡、品種は「三ヶ日」「寿太郎」が中心です。終盤を迎えていることもあり週3回程度の入荷となっています。「いよかん」は今までは大玉果中心の入荷でしたが、今週に入りL・Mの小玉果中心の入荷となっています。「グレープフルーツ」は荷動きが鈍かったのですが、卒業式や送別会などの催事の時期でもあり業務需要の引き合いが強まり小玉果を中心に荷動きが回復しています。「不知火」は現在が最盛期となっています。食味・荷動き共に良好となっています。熊本産はブランド価格から高値傾向ですが、愛媛・佐賀などの他産地は品質に格差が出ている影響で安値傾向となっています。「アールスメロン」は落ち着いた相場になりましたが、彼岸に向けて強含みでの推移も考えられます。