青  果  物  の  週  間  市  況

 2009 年  2 月 第 2 週   ( 2月6日〜2月12日 )

東京都中央卸売市場
大田市場業務課(3790)6525〜6
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

果実
品目 一日平均
入荷量
前週比 前年
同期比
取引 品種 産地 単位
Kg
価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
みかん 493 106 70 せり 普通 静岡 10 4,200 3,544 2,100 102 174
相対 普通 静岡 10 4,200 3,176 1,575 104 163
ネーブルオレンジ 16 132 147 せり   広島 18 - - - - -
相対   広島 18 - - - - -
あまなつかん 21 175 132 せり   熊本 10 - - - - -
相対   熊本 10 2,940 2,205 1,785 84 84
いよかん 247 168 113 せり   愛媛 10 2,835 1,750 1,575 98 111
相対   愛媛 10 2,835 1,722 1,050 95 108
はっさく 44 131 104 せり   和歌山 10 - - - - -
相対   和歌山 10 - - - - -
グレープフルーツ 17 120 89 せり   米国 17 - - - - -
相対   米国 17 - - - - -
不知火 51 151 66 せり   熊本 5 5,250 3,071 1,575 96 -
相対   熊本 5 5,250 2,751 2,100 101 119
りんご 353 118 128 せり ふじ 青森 10 15,750 2,751 1,050 104 86
  王林 青森 10 8,400 2,352 1,365 104 87
相対 ふじ 青森 10 10,500 1,974 1,050 81 69
  王林 青森 10 6,300 1,911 1,050 93 75
いちご 165 127 101 せり とちおとめ 栃木 0.3 368 305 158 91 87
  あまおう 福岡 0.3 504 445 347 85 106
  紅ほっぺ 静岡 0.3 399 350 53 89 86
いちご - - - 相対 とちおとめ 栃木 0.3 368 319 137 95 95
  あまおう 福岡 0.3 504 405 137 80 98
  紅ほっぺ 静岡 0.3 473 370 231 93 95
アールスメロン 12 113 84 せり   静岡 1 3,675 1,890 1,365 91 97
相対   静岡 1 - - - - -
キーウイ 51 125 171 せり   愛媛 3.6 - - - - -
相対   愛媛 3.6 1,470 1,050 945 100 -
総入荷量 1,893 120 96  


概況
概 況 (開市日数  今週5日・前週6日・前年5日)

 今週の1日平均入荷量は1,893トンと前週比で20%増、前年同期比では逆に4%減となりました。上位品目は「みかん・りんご・いよかん・いちご」で前週と同品目が同順位で並び、この4品目で果実入荷量の6割を占めております。
 品目別に前週と比較すると、まず「みかん」は長崎・熊本・香川産が大きく減少したが、主力静岡産を中心とした入荷が順調で6%増となった。しかし、表年であった前年同期比は30%減となった。価格は保合で、前年同期比は高止まり状態となっている。「ネーブルオレンジ」は広島中心の入荷で32%増、前年同期比でも47%増となっている。「あまなつかん」は熊本産中心で、愛媛産の入荷も始まり75%増。また前年同期比でも32%増となった。「いよかん」は主力愛媛産の入荷が伸び68%増となったが価格は保合。「はっさく」は和歌山・広島産を中心の入荷で31%増。
「不知火」は愛媛産が大きく伸び、熊本・佐賀産の入荷も順調なことから51%増となったが価格は保合。「りんご」は市況を見ながらの出荷となっており総体で18%増、前年同期比でも28%増となっている。価格は前週並みだが、前年同期比は安値基調が続いている。「いちご」はとちおとめを始め、あまおう等各産地からの入荷が順調なことから27%増。価格は先週が高かったこともあり、また消費が振るわず下げとなった。
「アールスメロン」は静岡・宮崎産中心の入荷で13%増。価格は軟調で推移。「キーウイ」は主力愛媛・和歌山産中心の入荷で25%増。貯蔵量が大幅に増加しており、価格は前年より安値基調での推移も先週並を維持しており販売堅調。「きんかん」は宮崎産がやや減少するも鹿児島産が順調な入荷。
 来週は普通みかんが終盤に入っておりさらに減少、いちご類は2番果が日々増量することから入荷増が見込まれる。「あまなつかん」や「はっさく」等が増量し、果実総体の中で中晩柑類の比重が高まる。