青　　果　　物　　の　　週　　間　　市　　況

　２００９　年 　２ 月　第 ３ 週 　　（　２月１３日〜２月１９日　）

東京都中央卸売市場
大田市場業務課（３７９０）６５２５〜６
入荷量は全市場、相場は大田市場調べ

果実
品目 一日平均
入荷量		 前週比 前年
同期比		 取引 品種 産地 単位
Kg		 価格 前週比 前年
同期比
高値 中値 安値
みかん 321 65 57 せり 普通 静岡 10 4,725 3,570 1,365 101 153
相対 普通 静岡 10 4,725 3,413 1,050 107 142
ネーブルオレンジ 14 85 92 せり 　 広島 18 - - - - -
相対 　 広島 18 - - - - -
あまなつかん 13 64 64 せり 　 熊本 10 - - - - -
相対 　 熊本 10 2,940 2,625 2,310 119 114
いよかん 213 86 115 せり 　 愛媛 10 2,835 1,806 1,155 103 124
相対 　 愛媛 10 2,835 1,768 1,050 103 122
はっさく 39 89 81 せり 　 和歌山 10 - - - - -
相対 　 和歌山 10 2,100 - 1,890 - -
グレープフルーツ 21 124 139 せり 　 米国 17 - - - - -
相対 　 米国 17 - - - - -
不知火 53 103 88 せり 　 熊本 5 5,250 3,360 1,260 109 110
相対 　 熊本 5 5,250 2,905 1,365 106 122
りんご 295 83 119 せり ふじ 青森 10 15,750 2,660 1,050 97 83
　 王林 青森 10 10,500 2,205 1,050 94 86
相対 ふじ 青森 10 10,500 2,083 1,050 105 71
　 王林 青森 10 6,300 1,995 1,050 104 81
いちご 165 100 93 せり とちおとめ 栃木 0.3 347 308 158 101 95
　 あまおう 福岡 0.3 473 412 210 92 108
　 紅ほっぺ 静岡 0.3 368 332 294 95 92
いちご - - - 相対 とちおとめ 栃木 0.3 347 294 126 92 93
　 あまおう 福岡 0.3 473 401 210 99 111
　 紅ほっぺ 静岡 0.3 368 337 189 91 98
アールスメロン 8 66 65 せり 　 静岡 1 3,675 1,869 1,470 99 99
相対 　 静岡 1 - - - - -
キーウイ 35 69 122 せり 　 愛媛 3.6 1,050 - - - -
相対 　 愛媛 3.6 1,470 945 893 90 64
総入荷量 1,587 84 90 　


概況
概　況

　今週の１日平均入荷量は１，５８７トンと前週比で１６％減、前年同期比でも１０％減となりました。上位品目は「みかん・りんご・いよかん・いちご」で前週と同品目が同順位で並び、この４品目で果実入荷量の６割を占めております。
　品目別に前週と比較すると、まず「みかん」は主力静岡産が中心で長崎・熊本産等の入荷が減少したことから総体的に３５％減、前年同期比でも４３％減となった。価格は堅調で、前年同期比は年末以来高止まり状態となっている。「ネーブルオレンジ」は広島産中心の入荷で１５％減。「あまなつかん」は熊本産中心の入荷で前週比、前年同期比とも３６％減。「いよかん」は主力愛媛産の入荷が伸び悩んだことから１４％減。価格は保合、前年同期比では２割高となっている。「はっさく」は和歌山・広島産を中心の入荷で１１％減。
「不知火」は熊本産が減少するも愛媛産が大きく伸び３％増。無加温栽培中心の出回りで、内容の仕上がりが遅れ気味なことから前年同期比では１２％減。価格は強含みとなっている。「りんご」は市況を見ながらの出荷で１７％減、前年同期比は逆に１９％増となっている。価格は前週並みを維持するも、前年同期比は大幅に下回った状態が続いている。「いちご」はとちおとめが減少したが、あまおうの２番果が増量し前週並みの入荷。価格は小安い状況が続いている。
「アールスメロン」は水曜日に静岡産の入荷がなかったことから３４％減。価格は保合。「キーウイ」は愛媛・福岡・和歌山産中心の入荷で３１％減。市況を見ながらの出荷となっているが貯蔵量が増加しており、前年を大幅に下回る価格となっている。この他「ぽんかん」はピークを過ぎ減少しているが、前年より玉肥大が良く正品率も高いことから価格が前年を上回る。
　来週は入荷では不知火の露地物が増量、清見の露地物の入荷も始まる。市況では普通みかんの高値基調が続き、いちご類は軟調で推移すると予想される。