2006年2月4週

水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課

2006年2月4週

(2月17日～2月23日）

前年同期

（2月18日～2月24日）

１　品種別取扱状況

		総取扱数量	鮮魚類	冷凍魚類	塩干加工品
一日平均取扱数量	（ｔ）	2,260	825	589	845
前　　　週　　　比	（％）	92	95	93	88
前　年　同　期　比	（％）	112	117	125	100

2 魚種別取扱状況

品名	一日平均上場数量（ｔ）					主産地	銘柄	卸売価格（㎏／円）及び中値比較					今週の主力
品名	上場数量	前週比	増減	前年同期比	増減	主産地	銘柄	高値	中値	安値	前週比	前年同期比	（サイズ）
マグロ	38.1	85	↓	116	↑	各地	生	21,000	4,927	2,100	121	116
マグロ	38.1	85	↓	116	↑	海外	生	7,875	3,179	2,310	99	109
メバチ	124.9	100		105		各地*	冷凍	4,725	834	525	102	107
アジ	78.3	150	↑	143	↑	和歌山ほか	中	2,100	742	210	67	76
アジ	78.3	150	↑	143	↑	鹿児島ほか	中小	1,050	263	168	36	50
サバ	36.8	106		166	↑	千葉ほか	－	2,625	462	210	82	81	500-600g/尾
イワシ	15.6	78	↓	248	↑	千葉ほか	－	1,365	704	315	54	44	120-130g/尾
スルメイカ	37.0	91		107		福岡ほか	－	788	662	368	100	100	5kg/20入
冷ｽﾙﾒｲｶ	11.5	78	↓	151	↑	各地	－	394	－	328	－	－
サンマ	16.6	68	↓	124	↑	各地	解凍	420	210	210	100	80	8kg/50入
カレイ	11.0	105		151	↑	北海道	マ	1,050	746	315	75	71
						青森ほか	マコ	1,050	746	315	100	83
						北海道	アカ	1,470	1,218	630	99	91
						北海道	浅羽	1,050	420	210	－	－
ハマチ	65.1	90	↓	98		各地	－	735	607	525	100	93
塩サケ	43.2	93		116	↑	北海道	トキ	1,313	651	525	95	48
塩サケ	43.2	93		116	↑	北海道	アキ	578	368	263	100	117
ﾏﾀﾞﾗ･塩ﾀﾗ	27.3	79	↓	112	↑	各地	無頭	－	－	－	－	－
ﾏﾀﾞﾗ･塩ﾀﾗ	27.3	79	↓	112	↑	各地	ぶわ	945	－	788	－	－
カツオ	21.3	151	↑	160	↑	三重ほか	－	2,625	368	210	74	57	6kg以上/尾
キンメダイ	9.6	93		113	↑	各地	－	2,730	1,302	945	92	106
ムキカキ	25.8	84	↓	107		三　陸	－	1,680	1,218	420	89	138
ムキカキ	25.8	84	↓	107		広　島	－	1,155	903	630	96	134

３　築地市場概況

　今週の一般鮮魚は、前週と比較して５％減の入荷量となった。１７日は、時化により全般に出回りは少なく高値取引となる魚種が目立ったものの高値警戒感も強く荷動きは低調で、１８日は、全般的に増加して値下がりした魚種が多かったが、仲卸の買い気は鈍く荷動きは今ひとつだった。２０日は、入荷は大幅に増加し品薄感が解消された魚種を中心に久しぶりに活発な取引となり、２１日は、大量入荷で全面安の展開となったが、悪天候の影響で仲卸の買い気弱く残品が目立つ商いとなった。２３日には、今年最多の入荷記録を更新したが、休市明けの割には買い気が弱く卸は荷さばきに苦労した。
　アジは、和歌山、鹿児島物等が主体で前週と比較して５０％増加し、中型が３割強安、中小型が約６．５割安。サバは、千葉、和歌山物等が主体で６％増加し、２割弱安。イワシは、銚子、愛媛物等が主体で２２％減少したが約４．５割安。スルメイカは、福岡、島根物等が主体で９％減少したが、保合。カツオは、三重、千葉物等が主体で５１％増加し、約２．５割安となった。