水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課

2009年3月3週 (3月13日～3月19日） 前年同期 （3月14日～3月20日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,905 694 481 731
　前　　　 週 　　　比 （％） 91 89 91 94
　前　年　同　期　比 （％） 84 90 70 89


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 30.5 78 ↓ 85 ↓ 各地 生 15,225 5,490 1,785 115 105
海外 生 10,500 2,654 1,575 127 89
メバチ 102.2 105 85 ↓ 各地* 冷凍 4,200 918 683 100 102
アジ 50.8 85 ↓ 52 ↓ 佐賀ほか 中 1,680 954 420 144 221
三重ほか 中小 1,155 499 263 133 140
サバ 36.9 82 ↓ 103 三重ほか － 1,575 411 252 79 73
イワシ 19.3 276 ↑ 98 千葉ほか － 3,675 482 210 73 92
スルメイカ 10.9 27 ↓ 66 ↓ 長崎ほか － 1,470 1,034 455 187 95 15－20入/5ｋ
冷ｽﾙﾒｲｶ 23.3 142 ↑ 125 ↑ 各地 － 328 － 289 － －
サンマ 22.1 123 ↑ 112 ↑ 各地 解凍 630 263 210 100 100 25入/4ｋ
カレイ 8.8 68 ↓ 90 ↓ 北海道 マ 1,050 - - - -
青森ほか マコ 1,785 762 630 108 107
北海道 アカ 1,260 875 263 105 91
北海道 浅羽 525 315 315 100 -
ハマチ 40.0 97 109 各地 － 840 651 609 100 91
塩サケ 35.4 114 ↑ 103 北海道 トキ 798 630 473 97 75
北海道 アキ 483 336 315 96 91
ﾏﾀﾞﾗ･塩ﾀﾗ 10.6 61 ↓ 92 各地 生 1,365 473 315 142 94
各地 ぶわ 1,155 963 945 102 83
カツオ 31.9 130 ↑ 105 宮崎ほか － 3,360 753 420 107 87 5－3ｋ/尾
キンメダイ 10.6 85 ↓ 104 各地 － 4,200 1,619 1,050 117 123
ムキカキ 13.3 76 ↓ 168 ↑ 三　陸 － 1,365 643 315 92 100
広島ほか － 945 616 420 100 107


３　築地市場概況
　今週の鮮魚類の取扱数量は、前週と比べ１１％の減少であった。一般鮮魚を中心に取引をみていくと、１３日（金）は、入荷量は減少し、相場は概ね上伸。アジをはじめ高値取引が目立った。１４日（土）は、週末需要が期待されたカツオは、昨夜からの雨が響き買い気は低調。相場は全般に高安まちまち。１６日（月）は、入荷量は減少し、品薄と休市明けで買われ相場は全般に上伸。１７日（火）は、引き続き低調な出回りで、前日の高値反動で慎重買いされ、相場は全般に反落。１８日（水）は、水曜市で買い気振るわず、相場は全般に続落。１９日（木）は、入荷量が増加し供給過剰気味の取引で、相場は小幅続落。主要鮮魚別にみると、アジは中型が佐賀・中小型が三重主体に入荷し、量は前週と比べ２割弱減少し、価格は３割～４割上げた。サバは、三重主体に入荷し、量は前週と比べ２割弱減少し、価格は２割下げた。イワシは、千葉主体に入荷し、量は前週と比べ大幅に増加し、価格は３割ほど下げた。スルメイカは、長崎主体に入荷し、量は前週と比べ大幅に減少し、価格は大幅に上げた。カツオは、宮崎主体に入荷し、量は前週と比べ３割増加し、価格はほぼ前週並みであった。