2015年7月1週

水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課

2015年7月1週

(6月26日～7月2日）

前年同期

（6月27日～7月3日）

１　品種別取扱状況

		総取扱数量	鮮魚類	冷凍魚類	塩干加工品
一日平均取扱数量	（ｔ）	1,661	688	474	500
前　　　週　　　比	（％）	100	86	145	93
前　年　同　期　比	（％）	99	107	94	94

2 魚種別取扱状況

品名	一日平均取扱数量（ｔ）					主産地	銘柄	卸売価格（㎏／円）及び中値比較					今週の主力
品名	取扱数量	前週比	増減	前年同期比	増減	主産地	銘柄	高値	中値	安値	前週比	前年同期比	（サイズ）
マグロ	37.8	53	↓	99		各地	生	12,960	3,197	756	228	149
マグロ	37.8	53	↓	99		海外	生	4,860	3,072	2,160	107	98
メバチ	83.9	101		97		各地*	冷凍	3,564	949	702	101	100
アジ	56.2	77	↓	71	↓	千葉ほか	中	1,404	576	324	111	125	150-250g/尾
アジ	56.2	77	↓	71	↓	千葉ほか	中小	648	441	270	102	103	110g/尾
サバ	31.3	82	↓	94		宮城ほか	－	972	425	216	99	148	7-8入/5kg
イワシ	27.6	95		103		鳥取	－	756	441	216	93	109	90g/尾
スルメイカ	24.9	95		83	↓	青森ほか	－	972	538	324	87	115	20-25入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ	18.2	106		188	↑	各地	－	446	-	405	-	-
サンマ	10.2	128	↑	364	↑	各地	解凍	540	-	378	-	-
カレイ	12.6	72	↓	99		北海道	マ	756	468	270	102	108
						青森	マコ	432	-	216	-	-
						北海道	アカ	864	684	324	102	94
						北海道	ｱｻﾊﾞ	-	-	-	-	-
ハマチ	14.8	87	↓	170	↑	愛媛ほか	野〆	1,026	972	864	100	90	5-6kg/尾
塩サケ	21.9	81	↓	78	↓	北海道	トキ	2,160	1,998	1,728	100	154
塩サケ	21.9	81	↓	78	↓	北海道	アキ	864	756	540	100	140
タラ類	8.8	86	↓	110	↑	岩手ほか	生	648	540	324	100	-	3-5kg/尾
タラ類	8.8	86	↓	110	↑	宮城	ぶわ	1,080	972	918	100	-	4-7枚入/5kg
カツオ	70.0	89	↓	186	↑	宮城	－	3,780	414	162	83	64	2kg/尾
キンメダイ	9.5	87	↓	102		伊豆諸島ほか	－	5,400	1,674	1,080	92	101	0.5-1.5kg/尾

３　築地市場概況

　今週は６日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１４％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２６日（金）全般的に入荷は減少したが、前日が潤沢であったため品薄感はなし。アジ、イワシ、カツオなどが比較的高値を付け、相場は強保合。２７日（土）前荷が少なかったことから買われ、全般に底堅い値動き。アジ、イワシ、スルメなどがいくらか値を上げ、相場はしっかり。２９日（月）イワシ、スルメが急減するなど、全般的に低調な入荷。アジは１－２割、カツオは２－５割値上がりし、相場は小高い。３０日（火）引き続き全体の入荷は低調。アジが３－４割、サバが２－３割値を上げるなど、相場は堅調。１日（水）月替わりだが、水曜市で天候も悪く、引き合いは弱い。カツオが３割、アジが２割ほど値下がりするなど、相場は小幅安。２日（木）半減したアジが１－２割、サバが３割値を上げた半面、倍増したカツオは３－４割値下がりするなど、相場は高安まちまち。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が千葉、長崎、三重、中小型が千葉、長崎、富山主体に入荷、数量は前週に比べ２３％減少し、価格は中型が約１割高、中小型はほぼ変わらず。サバは宮城、神奈川主体に入荷、数量は前週に比べ１８％減少し、価格はほぼ変わらず。イワシは鳥取主体に入荷、数量は前週に比べ５％減少し、価格は０．５割強安。スルメイカは青森、秋田主体に入荷、数量は前週に比べ５％減少し、価格は１割強安。カツオは宮城主体に入荷、数量は前週に比べ１１％減少し、価格は１．５割強安。