水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課

2015年9月3週 (9月11日～9月17日） 前年同期 （9月12日～9月18日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,468 671 337 461
　前　　　 週 　　　比 （％） 88 79 109 91
　前　年　同　期　比 （％） 82 74 89 92


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均取扱数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
取扱
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 27.4 90 ↓ 88 ↓ 各地 生 16,200 7,486 3,024 117 147
海外 生 7,776 3,593 2,160 99 97
メバチ 77.4 89 ↓ 88 ↓ 各地* 冷凍 3,564 927 670 100 96
アジ 58.7 120 ↑ 121 ↑ 長崎 中 2,160 508 324 86 77 170g/尾
長崎 中小 1,080 441 324 91 72 100-110g/尾
サバ 23.2 68 ↓ 56 ↓ 鳥取ほか － 1,512 484 216 113 132 10入/5kg
イワシ 5.3 48 ↓ 38 ↓ 北海道 － 1,620 676 324 103 119 80g/尾
スルメイカ 27.0 76 ↓ 77 ↓ 北海道ほか － 1,080 583 389 106 113 20入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 7.1 55 ↓ 92 各地 － 446 - 405 - -
サンマ 100.7 57 ↓ 48 ↓ 北海道 生 4,104 1,215 648 184 296 27入/4kg
カレイ 6.5 52 ↓ 73 ↓ 北海道 マ 756 513 324 45 95
青森ほか マコ 1,080 864 540 133 -
北海道 アカ 1,296 875 540 116 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 594 432 122 -
ハマチ 13.5 92 100 愛媛ほか 野〆 1,026 972 864 100 90 5-6kg/尾
塩サケ 26.5 113 ↑ 85 ↓ 北海道 トキ 2,160 1,868 1,188 100 144
北海道 アキ 972 828 540 110 153
タラ類 9.2 88 ↓ 75 ↓ 岩手ほか 生 1,080 756 486 100 - 3-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 972 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 30.4 62 ↓ 68 ↓ 宮城 － 2,916 810 270 129 117 3kg/尾
キンメダイ 6.2 67 ↓ 111 ↑ 伊豆諸島ほか － 7,020 2,070 1,296 117 93 0.5-1.5kg/尾


３　築地市場概況
　今週は６日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ２１％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１１日（金）天候の回復で買い気は上向き。スルメが１割、サンマが１－２割値を上げるなど、相場は続堅調。１２日（土）休市前で荷動きは順調。スルメが２－３割、カツオとサンマがそれぞれ１－２割値上がりするなど、相場は小幅続伸。１４日（月）全般的に入荷は増加。荷余り感が強く引き合いは弱め。アジ、サバ、スルメがそれぞれ１－２割値を下げ、相場は小反落。１５日（火）時化の影響で急減したサンマが２－５割、カツオが３－４割値上がりした一方、スルメが３割、アジが１割値を下げるなど、相場は高安まちまち。１６日（水）カツオ、サンマが２－３割値下がりするなど、相場は小安い。１７日（木）雨市で買い気は低調。スルメ、カツオが共に1-2割値を下げ、相場は軟調。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型、中小型共に長崎主体に入荷、数量は前週に比べ２０％増加し、価格は中型が約１．５割安、中小型が約１割安。サバは鳥取、長崎主体に入荷、数量は前週に比べ３２％減少し、価格は１割強高。イワシは北海道主体に入荷、数量は前週に比べ５２％減少し、価格は０．５割弱高。スルメイカは北海道、青森主体に入荷、数量は前週に比べ２４％減少し、価格は約０．５割高。カツオは宮城主体に入荷、数量は前週に比べ３８％減少し、価格は約３割高。生サンマは北海道主体に入荷、数量は前週に比べ４３％減少し、価格は約８．５割高。