水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課

2015年1月1週 (1月5日～1月7日） 前年同期 （1月5日～1月8日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,437 593 319 525
　前　　　 週 　　　比 （％） 83 94 67 85
　前　年　同　期　比 （％） 80 78 79 83


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 44.6 70 ↓ 82 ↓ 各地 生 75,600 9,622 2,160 75 141
海外 生 2,808 2,307 2,160 78 89
メバチ 68.4 78 ↓ 78 ↓ 各地* 冷凍 4,860 1,037 734 100 104
アジ 17.9 66 ↓ 56 ↓ 長崎 中 1,728 1,332 648 176 123 180-200g/尾
長崎 中小 1,080 972 864 300 129 110-120g/尾
サバ 30.4 141 ↑ 83 ↓ 宮城ほか － 2,376 684 324 108 71 7-8入/5kg
イワシ 20.2 157 ↑ 107 宮城ほか － 864 306 108 94 40 90-120g/尾
スルメイカ 16.8 158 ↑ 56 ↓ 長崎 － 1,080 824 432 107 173 20入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 9.5 117 ↑ 44 ↓ 各地 － 446 - 405 - -
サンマ 8.9 494 ↑ 68 ↓ 各地 解凍 648 - 432 - -
カレイ 7.0 100 60 ↓ 北海道 マ - 864 - - -
青森 マコ 756 702 702 - -
北海道 アカ 1,296 - 648 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 864 - 648 - -
ハマチ 55.4 86 ↓ 99 愛媛ほか 野〆 918 864 756 100 80 5-6kg/尾
塩サケ 20.9 60 ↓ 79 ↓ 北海道 トキ 2,484 1,944 1,296 100 138
北海道 アキ 918 810 702 100 107
タラ類 20.7 120 ↑ 56 ↓ 青森ほか 生 1,728 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 972 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 0.5 63 ↓ 125 ↑ 鹿児島ほか － 5,400 3,780 1,296 174 148 4-5kg/尾
キンメダイ 8.9 146 ↑ 127 ↑ 静岡ほか － 4,860 2,160 1,080 94 80 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 16.5 141 ↑ 99 三陸 － 3,564 2,185 1,490 108 81
各地 － 2,484 - 864 - -


３　築地市場概況
　今週は１月５日が初市で３日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前年同期に比べ２２％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、５日（火）初市で天候も良く、鮮魚類の引き合いはまずまず。イワシが３－５割安だったものの、カツオが６－７割値を上げたほか、アジ、スルメも高めで、前年初市と比べ相場は堅調。６日（水）全般的に入荷は減少したものの、水曜市で買い気は低調。スルメが３割値を下げる等、相場は軟調。７日（木）入荷は多くないが買い気は引き続き弱め。アジが２割、サバが２－３割値を下げるなど、相場は下落。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型、中小型共に長崎主体に入荷、数量は前年同期に比べ４４％減少し、価格は中型が２．５割弱高、中小型が約３割高。サバは宮城、富山主体に入荷、数量は前年同期に比べ１７％減少し、価格は約３割安。イワシは宮城、石川、富山主体に入荷、数量は前年同期に比べ７％増加し、価格は６割安。スルメイカは長崎主体に入荷、数量は前年同期に比べ４４％減少し、価格は７．５割弱高。カツオは鹿児島、長崎主体に入荷、数量は前年同期に比べ２５％増加し、価格は５割弱高。