水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課

2016年1月2週 (1月8日～1月14日） 前年同期 （1月9日～1月15日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,353 664 222 466
　前　　　 週 　　　比 （％） 94 112 70 89
　前　年　同　期　比 （％） 85 92 70 85


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 27.2 61 ↓ 104 各地 生 25,920 9,122 3,024 95 162
海外 生 2,916 2,408 2,160 104 93
メバチ 62.9 92 79 ↓ 各地* 冷凍 4,320 1,061 734 102 106
アジ 51.4 287 ↑ 109 長崎 中 1,296 648 270 49 95 180-200g/尾
石川ほか 中小 756 518 216 53 98 110-120g/尾
サバ 43.5 143 ↑ 78 ↓ 千葉ほか － 1,404 397 259 58 119 7-8入/5kg
イワシ 21.3 105 82 ↓ 宮城ほか － 864 497 162 162 131 120g/尾
スルメイカ 16.1 96 71 ↓ 長崎ほか － 864 687 486 83 109 20入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 8.4 88 ↓ 54 ↓ 各地 － 446 - 405 - -
サンマ 7.0 79 ↓ 70 ↓ 各地 解凍 648 - 432 - -
カレイ 11.4 163 ↑ 109 北海道 マ - 594 - 69 -
青森 マコ 864 702 540 100 130
北海道 アカ 1,296 810 540 - 94
北海道 ｱｻﾊﾞ 864 576 324 - -
ハマチ 46.6 84 ↓ 99 愛媛ほか 野〆 918 864 756 100 80 5-6kg/尾
塩サケ 19.6 94 81 ↓ 北海道 トキ 2,484 1,944 1,296 100 138
北海道 アキ 918 810 702 100 107
タラ類 24.9 120 ↑ 85 ↓ 青森ほか 生 1,620 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 972 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 1.6 320 ↑ 107 鹿児島 － 3,240 1,922 540 51 110 4-5kg/尾
キンメダイ 7.7 87 ↓ 175 ↑ 千葉ほか － 5,400 2,052 1,080 95 63 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 17.4 105 95 三陸 － 2,808 1,829 1,296 84 96
各地 － 1,728 - 756 - -


３　築地市場概況
　今週は１１日（月）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１２％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、８日（金）引き合いはいまひとつ。カツオが２－５割値を下げるなど、相場は小幅続落。９日（土）全体の入荷は増加。イワシが３割値を下げたほか、サバ、カツオも安めで、相場は軟調。１２日（火）連休明けで入荷は増加。アジが大幅に値を下げたほか、スルメが１－２割値を下げるなど、相場は小幅下落。１３日（水）水曜市で入荷は減少。イワシが２－３割値を上げるなど、相場は小反発。１４日（木）全般に順調な入荷。中心的な値はほぼ変わらず、相場は小動き。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型は石川、長崎主体に入荷、数量は前週に比べ１８７％増加し、価格は中型が約５割安、中小型が４．５割強安。サバは千葉、宮城主体に入荷、数量は前週に比べ４３％増加し、価格は４割強安。イワシは宮城、千葉主体に入荷、数量は前週に比べ５％増加し、価格は６割強高。スルメイカは長崎、島根主体に入荷、数量は前週に比べ４％減少し、価格は１．５割強安。カツオは鹿児島主体に入荷、数量は前週に比べ２２０％増加し、価格は約５割安。