2017年4月2週

水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課

2017年4月2週

(4月7日～4月13日）

前年同期

（4月8日～4月14日）

１　品種別取扱状況

		総取扱数量	鮮魚類	冷凍魚類	塩干加工品
一日平均取扱数量	（ｔ）	1,396	677	263	457
前　　　週　　　比	（％）	80	92	53	88
前　年　同　期　比	（％）	94	94	103	90

2 魚種別取扱状況

品名	一日平均上場数量（ｔ）					主産地	銘柄	卸売価格（㎏／円）及び中値比較					今週の主力
品名	上場数量	前週比	増減	前年同期比	増減	主産地	銘柄	高値	中値	安値	前週比	前年同期比	（サイズ）
マグロ	29.8	100		101		各地	生	18,360	8,211	2,160	90	115
マグロ	29.8	100		101		海外	生	9,720	3,594	2,160	114	126
メバチ	65.9	86	↓	92		各地*	冷凍	3,240	1,106	864	101	113
アジ	41.9	77	↓	49	↓	千葉	中	1,944	778	324	120	206	250g/尾
アジ	41.9	77	↓	49	↓	新潟	中小	1,404	648	216	130	154	80g/尾
サバ	28.7	78	↓	76	↓	静岡ほか	－	1,296	505	216	134	169	8-10入/5kg
イワシ	26.8	96		83	↓	静岡ほか	－	1,944	253	130	106	62	100-110g/尾
スルメイカ	2.9	62	↓	41	↓	山口ほか	－	1,512	1,117	324	91	129	２０入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ	5.3	106		51	↓	各地	－	1,013	－	43	－	－
サンマ	5.8	95		97		各地	解凍	648	－	378	－	－
カレイ	15.3	67	↓	101		北海道	マ	648	－	324	－	－
						青森ほか	マコ	648	－	216	－	－
						北海道	アカ	810	－	324	－	－
						北海道	ｱｻﾊﾞ	－	－	－	－	－
ハマチ	17.3	92		75	↓	愛媛ほか	野〆	864	810	756	100	107	5-6kg/尾
塩サケ	22.0	80	↓	107		北海道	トキ	1,296	1,080	864	93	63
塩サケ	22.0	80	↓	107		北海道	アキ	702	615	540	90	81
タラ類	8.3	98		90	↓	青森ほか	生	810	999	756	123	－	4-5kg/尾
タラ類	8.3	98		90	↓	宮城	ぶわ	1,080	－	864	－	－	4-7枚入/5kg
カツオ	43.6	101		99		宮崎ほか	－	2,484	929	216	102	159	２kg/尾
キンメダイ	9.6	77	↓	102		東京ほか	－	6,480	1,836	1,080	89	89	0.5-1.5kg/尾

３　築地市場概況

　今週は１２日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ８％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、７日（金）全般的に潤沢な入荷が続いた。アジが１～２割反発し、スルメは１割高。相場全体としては強保合。８日（土）ブリは大量入荷したものの、アジやイワシが大幅に減った。休市前で入荷は少なかったが、雨市で買い気は弱く、結果として全体の相場は小安い。１０日（月）アジやブリが大幅に減ったが、イワシが３倍以上に急増した。また週明けで買い気が上向きだったこともあり、全体の相場は堅調。１１日（火）休市前と、入荷量増加のため、相場全体で見れば上伸。１３日（木）休市明けと天候に恵まれ、アジ、イワシも大きく増加したが、サバ・スルメは大幅に減り、ブリの半減もあり、相場全体では小動きとなった。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が千葉、中小型が新潟主体に入荷、数量は前週に比べ２３％減少し、価格は中型が２割高、中小型が３割高。サバは静岡、鹿児島主体に入荷、数量は前週に比べ２２％減少し、価格は約３．５割高。イワシは静岡、千葉主体に入荷、数量は前週に比べ４％減少し、価格は約０．５割高。スルメイカは山口、富山主体に入荷、数量は前週に比べ３８％減少し、価格は約１割安。カツオは宮崎、鹿児島主体に入荷、数量は前週とほぼ変わらず、価格もほぼ変わらず。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　