水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課

2017年8月5週 (8月25日～8月31日） 前年同期 （8月26日～9月1日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,238 660 235 342
　前　　　 週 　　　比 （％） 100 99 111 95
　前　年　同　期　比 （％） 103 129 74 90


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 27.3 100 105 ↑ 各地 生 8,640 4,582 2,160 68 63 -
海外 生 6,696 3,318 2,268 98 97 -
メバチ 45.0 76 ↓ 78 ↓ 各地* 冷凍 3,240 1,233 1,026 100 125 -
アジ 52.7 110 ↑ 150 ↑ 長崎 中 2,160 540 324 83 63 160-180g/尾
和歌山ほか 中小 540 432 324 95 65 110-120g/尾
サバ 27.5 87 ↓ 177 ↑ 鳥取ほか － 1,404 423 216 109 36 8-10入/5kg
イワシ 38.8 89 ↓ 268 ↑ 北海道 － 1,404 346 216 87 65 110-130g/尾
スルメイカ 22.4 78 ↓ 141 ↑ 青森 － 1,080 618 540 95 99 25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.1 88 ↓ 42 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 61.3 132 ↑ 92 ↓ 北海道 生 2,484 734 432 68 68 30入/4kg
各地 解凍 648 - 378 - - -
カレイ 5.5 100 122 ↑ 北海道 マ 756 - 432 - - -
宮城ほか マコ 1,404 - 432 - - -
北海道 アカ 1,188 - 540 - - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 432 - 324 - - -
ハマチ 9.6 91 ↓ 63 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,026 972 918 100 120 5-6kg/尾
塩サケ 23.9 141 ↑ 119 ↑ 北海道 トキ 1,296 1,080 864 100 67 -
北海道 アキ 594 572 540 100 76 -
タラ類 4.7 100 98 ↓ 青森ほか 生 810 756 648 93 - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,026 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 49.2 105 ↑ 197 ↑ 宮城 － 2,160 454 324 75 58 2.5-3kg/尾
キンメダイ 8.6 91 ↓ 253 ↑ 東京ほか － 3,240 1,706 1,188 81 66 0.5-1.5kg/尾


３　築地市場概況
　今週は３０日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週と比べほぼ変わらず。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２５日（金）週末に入り、買い気はやや上向き。さらにアジやカツオがそれぞれ１－２割、２－４割値を上げ、相場全体では小高い。２６日（土）前日からの継続した荷薄により、買い気は好調。メジが保合、ブリが小動きで、相場全体でも小動き。２８日（月）週明けで買い気はまずまず。さらにカツオが２－３割反発し、アジやスルメイカが強保合だったこともあり、相場全体でも強保合。２９日（火）休市前だが買い気は弱かった。さらにアジやカツオ、サンマが１－３割値を下げ、相場全体では小安い。３１日（木）休市明けだが、入荷の急増などで買い気は振るわなかった。ブリが堅調だった反面、サンマが軟調で、相場全体では小動き。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が和歌山・長崎主体に入荷、数量は前週に比べ１０％増加し、価格は中型が１．５割強安、中小型は０．５割安。サバは鳥取・三重主体に入荷、数量は前週に比べ１３％減少し、価格は約１割高。イワシは北海道主体に入荷、数量は前週に比べ１１％減少し、価格は１割強安。スルメイカは青森主体に入荷、数量は前週に比べ２２％減少し、価格は０．５割安。カツオは宮城主体に入荷、数量は前週に比べ５％増加し、価格は２．５割安。生サンマは北海道主体に入荷、前週に比べ価格は３割強安。