水産物の週間市況について

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2018年8月2週 (8月3日～8月9日） 前年同期 （8月4日～8月10日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 989 478 196 316
　前　　　 週 　　　比 （％） 93 104 76 93
　前　年　同　期　比 （％） 88 90 84 87


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 30.9 113 ↑ 79 ↓ 各地 生 16,200 7,475 2,160 128 306 -
海外 生 10,800 4,041 2,268 105 106 -
メバチ 47.4 93 ↓ 70 ↓ 各地* 冷凍 3,240 1,102 810 102 91 -
アジ 49.5 151 ↑ 102 ↑ 長崎 中 1,404 585 324 80 86 160-180g/尾
長崎 中小 864 549 324 100 81 100-110g/尾
サバ 26.1 132 ↑ 179 ↑ 長崎ほか － 1,080 416 216 120 60 8-10入/5kg
イワシ 20.6 70 ↓ 48 ↓ 石川ほか － 1,620 612 216 179 179 120g/尾
スルメイカ 19.7 119 ↑ 136 ↑ 北海道 － 1,037 792 432 107 99 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.9 107 ↑ 100 → 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.6 139 ↑ 67 ↓ 北海道 生 8,640 2,700 1,296 - 49 130g/尾
各地 解凍 864 - 540 - - -
カレイ 5.3 85 ↓ 71 ↓ 北海道 マ 972 - 540 - - -
青森ほか マコ 1,404 - 540 - - -
北海道 アカ 972 - 540 - - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 432 - 324 - - -
ハマチ 8.4 100 → 87 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,026 972 918 100 100 5-6kg/尾
塩サケ 17.5 105 ↑ 94 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 230 -
北海道 アキ 1,404 1,188 1,080 100 208 -
タラ類 3.7 103 ↑ 95 ↓ 岩手ほか 生 810 - 756 100 100 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 32.2 84 ↓ 79 ↓ 宮城 － 2,700 405 162 113 69 2.5-3kg/尾
キンメダイ 6.7 94 ↓ 181 ↑ 東京ほか － 5,400 2,286 1,404 132 91 0.5-1.5kg/尾


３　築地市場概況
　今週は6日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ4％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、3日（金）週末の取引に入ったが、荷動きは良くなかった。カツオが1割値を上げたが、アジが2-3割値を下げたため、相場全体では高安まちまち。4日（土）前荷薄から買われ、全般に底堅い値動き。イワシが2-3割値を上げ、カツオも強保合であったため、相場全体でも強保合。6日（月）荷動きは悪化。アジが3-4割、カツオが1-3割値を下げたため、相場全体では小安い。7日（火）台風の接近に伴う天候の悪化で引き合いは弱まった。スルメイカが1割値を上げた一方で、アジは軟調、ブリは弱保合であったため、相場全体では小動き。8日（水）天候の悪化と水曜市で買い気は低調。サンマが3-4割、スルメイカが1割値を下げたため、相場全体では弱保合。9日(木)天候は回復傾向だが、買い気は弱め。しかし、サンマとカツオが1-3割値を上げたため、相場全体では強保合。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型、中小型共に長崎主体に入荷。数量は前週に比べ51％増加し、価格は中型が2割安、中小型は変わらず。サバは長崎、神奈川主体に入荷。数量は前週に比べ32％増加し、価格は2割高。イワシは石川、千葉主体に入荷。数量は前週に比べ30％減少し、価格は8割弱高。スルメイカは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ19％増加し、価格は0.5割強高。カツオは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ16％減少し、価格は1.5割弱高。生サンマは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ39％増加し、価格は比較できず。