水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場 築地市場 水産農産品課
03(3547)8061〜8063

2018年8月5週 (8月24日〜8月30日) 前年同期 (8月25日〜8月31日)


1 品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
 一日平均取扱数量 ( t ) 1,112 587 182 343
 前    週    比 (%) 90 103 75 80
 前 年 同 期 比 (%) 90 89 77 100


2 魚種別取扱状況(各地* : 海外含む。前週・前年同期比の単位は%、該当する中値を比較して算出。)
品名 一日平均上場数量(t) 主産地 銘柄 卸売価格(s/円)及び中値比較 今週の主力
上場
数量
前週比 増減 前年
同期比
増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比
(サイズ)
マグロ 31.0 86 114 各地 22,680 6,373 2,484 80 139 -
海外 12,960 4,002 2,268 86 121 -
メバチ 42.8 77 95 各地* 冷凍 3,240 1,084 810 99 88 -
アジ 34.7 112 66 長崎 1,620 821 432 84 152 160-180g/尾
和歌山ほか 中小 1,080 572 324 95 132 110-120g/尾
サバ 21.8 71 79 青森ほか 1,080 432 216 101 102 8-10入/5kg
イワシ 19.8 149 51 北海道 1,620 400 216 51 116 110g/尾
スルメイカ 21.3 104 95 北海道 1,080 786 540 88 127 20入/5kg
冷スルメイカ 3.1 57 148 各地 1,013 - 743 - - -
サンマ 91.3 254 149 北海道 3,240 886 324 55 121 130-140g/尾
各地 解凍 864 - 540 - - -
カレイ 4.4 102 80 北海道 702 - 540 - - -
青森ほか マコ 1,944 - 540 - - -
北海道 アカ 1,080 - 432 - - -
北海道 アサバ 540 - 324 - - -
ハマチ 11.0 79 115 愛媛ほか 野〆 1,026 972 918 100 100 5-6kg/尾
塩サケ 17.4 96 73 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 230 -
北海道 アキ 1,404 1,188 1,080 100 208 -
タラ類 4.6 92 98 青森ほか 864 837 810 90 111 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,026 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 36.2 99 74 宮城 1,404 756 162 113 167 2.5-3kg/尾
キンメダイ 3.1 67 36 東京ほか 6,480 2,700 1,080 93 158 0.5-1.5kg/尾


3 築地市場概況
 今週は29日(水)が休市のため5日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。
 一般鮮魚を中心に取引を見ると、24日(金)前日からの荷もたれで、荷動きは停滞気味。カツオが3-4割値を上げた一方で、イワシが2-3割、アジも1-2割値を下げたため、相場全体では高安まちまち。25日(土)休市前で買い気はやや上向き。サンマは2-3割値を下げたが、カツオが1-3割、スルメイカも1割値を上げたため、相場全体では小高い。27日(月)週明けで買い気はやや上向いた。スルメイカとアジが1-2割値を上げた一方で、サンマが1-2割値を下げたため、相場全体では高安まちまち。28日(火)休市前だが、買い気は今一つ。イワシは3-5割値を上げたが、カツオが3-5割、サンマとスルメイカも2-3割値を下げたため、相場全体では下落。30日(木)全般に入荷水準は上向いた。アジが半値水準に値を下げたことに加え、サンマが3割、イワシも2割値を下げたため、相場全体では続落。
 主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が和歌山、長崎主体に入荷。数量は前週に比べ12%増加し、価格は中型が1.5割強安、中小型は0.5割安。サバは青森、長崎主体に入荷。数量は前週に比べ29%減少し、価格はほぼ変わらず。イワシは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ49%増加し、価格は5割弱安。スルメイカは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ4%増加し、価格は1割強安。カツオは宮城主体に入荷。数量は前週とほぼ変わらず、価格は1.5割弱高。生サンマは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ約2.5倍に増加し、価格は4.5割安。