水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　築地市場　水産農産品課
０３（３５４７）８０６１～８０６３

2018年9月2週 (9月7日～9月13日） 前年同期 （9月8日～9月14日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,221 621 222 377
　前　　　 週 　　　比 （％） 89 91 81 91
　前　年　同　期　比 （％） 92 88 101 94


2 魚種別取扱状況(各地* ： 海外含む。前週・前年同期比の単位は％、該当する中値を比較して算出。）
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 34.2 100 → 109 ↑ 各地 生 21,600 9,516 1,260 100 180 -
海外 生 10,800 4,067 2,268 99 113 -
メバチ 53.1 108 ↑ 92 ↓ 各地* 冷凍 3,564 1,106 810 100 90 -
アジ 56.5 116 ↑ 108 ↑ 長崎 中 1,080 497 324 100 96 160-180g/尾
長崎ほか 中小 540 464 324 107 98 100-110g/尾
サバ 24.0 93 ↓ 77 ↓ 青森ほか － 864 436 281 100 120 10入/5kg
イワシ 15.2 80 ↓ 34 ↓ 北海道 － 2,160 670 216 172 194 110g/尾
スルメイカ 13.4 54 ↓ 54 ↓ 北海道 － 1,404 1,011 648 137 148 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 5.1 176 ↑ 268 ↑ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 76.7 51 ↓ 171 ↑ 北海道 生 3,240 1,339 756 197 69 130-140ｇ/尾
各地 解凍 864 - 540 - - -
カレイ 7.3 114 ↑ 62 ↓ 北海道 マ 864 - 540 - - -
青森ほか マコ 1,944 - 540 - - -
北海道 アカ 1,080 - 540 - - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 864 - 324 - - -
ハマチ 11.5 107 ↑ 106 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,026 972 918 100 100 5-6kg/尾
塩サケ 23.7 112 ↑ 105 ↑ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 230 -
北海道 アキ 1,404 1,188 1,080 100 208 -
タラ類 6.7 118 ↑ 79 ↓ 青森ほか 生 864 - 756 114 114 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,026 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 19.3 57 ↓ 50 ↓ 宮城 － 2,376 1,166 356 235 177 3kg/尾
キンメダイ 4.1 66 ↓ 65 ↓ 東京ほか － 5,400 2,311 1,296 106 104 0.5-1.5kg/尾


３　築地市場概況
　今週は12日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ9％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、7日（金）週末の取引に入ったが、荷動きは鈍化。カツオとイワシが3-5割値を上げたことに加え、スルメイカも2-3割値を上げたため、相場全体では上伸。8日（土）休市前で荷動きは回復傾向。カツオが1-3割値を下げたことに加え、サンマも1割値を下げたため、相場全体では小反落。10日（月）週明けだが、買い気は今一つ。カツオが2-3割値を下げたことに加え、スルメイカも2割値を下げたため、相場全体では続落。11日（火）休市前で買い気は上向き。サンマが3-5割値を上げたことに加え、サバも1-2割値を上げたため、相場全体では小反発。13日（木）休市明けで買い気はまずまず。サンマが3-4割値を下げた一方で、カツオが4-5割値を上げたため、相場全体では高安まちまち。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が長崎、三重主体に入荷。数量は前週に比べ16％増加し、価格は中型が変わらず、中小型は0.5割強高。サバは青森、三重主体に入荷。数量は前週に比べ７％減少し、価格は変わらず。イワシは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ20％減少し、価格は7割強高。スルメイカは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ46％減少し、価格は3.5割強高。カツオは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ43％減少し、価格は約2.3倍に上昇。生サンマは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ49％減少し、価格は約2倍に上昇。