水産物の週間市況について

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2018年9月4週 (9月21日～9月27日） 前年同期 （9月22日～9月28日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,242 700 197 345
　前　　　 週 　　　比 （％） 91 93 88 91
　前　年　同　期　比 （％） 80 80 85 78


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 32.7 88 ↓ 100 → 各地 生 21,600 7,616 2,160 105 161 -
海外 生 7,884 3,908 2,268 101 101 -
メバチ 53.6 107 ↑ 102 ↑ 各地* 冷凍 3,240 1,121 810 99 91 -
アジ 35.9 68 ↓ 50 ↓ 長崎 中 1,404 572 324 136 177 160-180g/尾
長崎ほか 中小 1,188 572 324 136 169 100-110g/尾
サバ 21.2 75 ↓ 57 ↓ 和歌山ほか － 1,080 527 259 151 127 8-10入/5kg
イワシ 29.2 115 ↑ 52 ↓ 青森 － 2,160 259 162 67 91 120g/尾
スルメイカ 13.8 66 ↓ 60 ↓ 北海道 － 1,404 1,050 756 119 130 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 4.5 161 ↑ 145 ↑ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 157.7 102 ↑ 159 ↑ 北海道 生 2,160 400 324 73 59 130-140g/尾
各地 解凍 864 - 540 - - -
カレイ 9.3 95 ↓ 101 ↑ 北海道 マ 648 432 324 67 - -
青森ほか マコ 1,512 - 432 - - -
北海道 アカ 972 - 432 - - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 864 - 324 - - -
ハマチ 11.8 105 ↑ 82 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,026 972 918 100 100 5-6kg/尾
塩サケ 15.2 82 ↓ 69 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 230 -
北海道 アキ 1,404 1,188 1,080 100 208 -
タラ類 8.9 125 ↑ 68 ↓ 青森ほか 生 1,188 - 648 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 972 864 100 - 4-7枚入/5kg
カツオ 20.9 74 ↓ 74 ↓ 宮城 － 2,160 842 216 95 97 3kg/尾
キンメダイ 8.3 122 ↑ 122 ↑ 東京ほか － 4,320 1,987 1,188 87 88 0.5-1.5kg/尾


３　築地市場概況
　今週は24日（月）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ7％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、21日（金）週末の取引に入ったが、雨市で買い気は引き続き弱かった。サバが2-3割値を下げたことに加え、イワシも1-3割値を下げたため、相場全体では小安い。22日（土）休市前で買い気はやや上向いた。しかし、イワシが2割値を下げたことに加え、スルメイカが弱保合であったため、相場全体でも弱保合。25日（月）連休明けで買い気は上向き。イワシが3割値を上げたことに加え、アジとブリも1-3割値を上げたため、相場全体では小高い。26日（火）入荷は減ったが、雨と水曜市で買い気は低調。アジが2-5割値を上げた一方で、カツオとイワシが2-3割値を下げたため、相場全体では高安まちまち。27日（木）入荷は減ったものの、引き続き買い気は弱かった。しかし、イワシとカツオが共に2-4割値を上げたことに加え、サバが3割、スルメイカが1-2割値を上げたため、相場全体では上伸。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が長崎、石川主体に入荷。数量は前週に比べ32％減少し、価格は中型、中小型共に3.5割強高。サバは和歌山、長崎主体に入荷。数量は前週に比べ25％減少し、価格は5割強高。イワシは青森主体に入荷。数量は前週に比べ15％増加し、価格は3.5割弱安。スルメイカは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ34％減少し、価格は2割弱高。カツオは宮城主体に入荷。数量は前週に比べ26％減少し、価格は0.5割安。生サンマは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ2％増加し、価格は2.5割強安。