水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　豊洲市場　水産農産品課
０3（３５２０）８２６１～８２６２

2018年11月3週 (11月16日～11月22日） 前年同期 （11月17日～11月23日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,213 611 252 350
　前　　　 週 　　　比 （％） 91 93 84 93
　前　年　同　期　比 （％） 93 96 94 87


2 魚種別取扱状況(各地* ： 海外含む。前週・前年同期比の単位は％、該当する中値を比較して算出。）
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 30.6 93 103 各地 生 18,360 8,302 2,376 95 124
海外 生 7,884 4,088 2,268 114 127
メバチ 84.5 92 136 ↑ 各地* 冷凍 3,132 1,138 810 100 92
アジ 55.8 96 100 長崎 中 1,080 369 270 104 85 160-180g/尾
石川ほか 中小 432 270 216 100 179 80-100g/尾
サバ 36.8 102 101 青森ほか － 1,296 357 216 85 121 10入/5kg
イワシ 15.5 101 63 ↓ 北海道 － 1,080 450 270 95 116 120g/尾
スルメイカ 7.6 55 ↓ 90 ↓ 北海道 － 1,512 1,221 648 120 111 20入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 4.3 46 ↓ 78 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - -
サンマ 46.2 74 ↓ 163 ↑ 岩手ほか 生 1,080 324 216 100 60 130-140g/尾
カレイ 10.6 108 67 ↓ 北海道 マ 540 - 324 - -
青森ほか マコ 1,296 468 432 87 87
北海道 アカ 972 594 540 - 58
北海道 ｱｻﾊﾞ 594 - 324 - -
ハマチ 24.3 108 104 愛媛ほか 野〆 1,026 972 918 100 100 5-6kg/尾
塩サケ 19.3 105 100 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 230
北海道 アキ 1,404 1,044 756 88 97
タラ類 23.9 97 116 ↑ 岩手ほか 生 1,404 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 16.3 143 ↑ 347 ↑ 鳥取ほか － 1,728 702 216 76 52 3-5kg/尾
キンメダイ 8.6 96 123 ↑ 東京ほか － 4,320 1,764 972 85 83 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 13.5 102 92 三陸 － 2,700 1,564 648 103 100
各地 － 1,944 - 648 - -


３　豊洲市場概況
　今週は水曜休市がなく６日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ7％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１６日（金）入荷少なく、荷動きは順調。スルメイカが小反発したが、相場全体では保合。１７日（土）休み前だが前荷づかえなどから売れ行きは鈍かった。アジが小幅下落するなど、相場全体では弱保合。１９日（月）週明けで買い気はまずまず。スルメイカが4-5割反発したが、相場全体では高安まちまち。２０日（火）水曜が開市のため模様眺めの様相であった。スルメイカ、カツオが1-2割値を下げるなど、相場全体では小安い。２１日（水）水曜市で買い気は低調。イワシが2-3割下落するなど、相場全体では弱保合。２２日（木）休市前だが入荷が多く荷動きは悪かった。イワシが5割急反発するなど、相場全体では堅調。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型は石川・新潟主体に入荷、前週に比べ数量は4％減少し、価格は中型が0.5割弱高、中小型が変わらず。サバは青森・宮城主体に入荷、前週に比べ数量はわずかに増加し、価格は1.5割安。イワシは北海道主体に入荷、前週に比べ数量はほぼ変わらず、価格は0.5割安。スルメイカは北海道主体に入荷、前週に比べ数量は45％減少し、価格は2割高。カツオは鳥取・長崎主体に入荷、前週に比べ数量は43％増加し、価格は2.5割弱安。生サンマは岩手・宮城主体に入荷、前週に比べ価格は変わらず。ムキカキの数量は前週に比べわずかに増加し、三陸産の価格はわずかに値上がりした。