水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　豊洲市場　水産農産品課
０３（３５２０）８２６１～８２６２

2019年2月1週 (2月1日～2月7日） 前年同期 （2月2日～2月8日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,369 614 333 422
　前　　　 週 　　　比 （％） 112 102 130 116
　前　年　同　期　比 （％） 106 105 119 99


2 魚種別取扱状況(各地* ： 海外含む。前週・前年同期比の単位は％、該当する中値を比較して算出。）
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 32.3 93 ↓ 81 ↓ 各地 生 17,820 5,514 1,944 74 124 -
海外 生 4,860 2,461 2,268 84 95 -
メバチ 61.3 89 ↓ 89 ↓ 各地* 冷凍 3,564 1,107 864 99 95 -
アジ 46.1 107 ↑ 200 ↑ 長崎 中 1,080 492 378 79 51 160-180g/尾
富山 中小 648 486 432 82 94 100-110g/尾
サバ 50.8 101 ↑ 154 ↑ 佐賀ほか － 1,188 317 173 115 86 8-10入/5kg
イワシ 40.5 115 ↑ 183 ↑ 千葉 － 864 339 162 112 85 110g/尾
スルメイカ 11.8 148 ↑ 67 ↓ 富山ほか － 1,296 860 648 95 138 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.7 104 ↑ 69 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.3 96 ↓ 98 ↓ 各地 解凍 680 - 540 - - -
カレイ 10.5 111 ↑ 86 ↓ 北海道 マ 648 - 432 - - -
青森ほか マコ 648 432 324 80 - -
北海道 アカ 1,080 - 432 - - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 - 216 - - -
ハマチ 29.9 80 ↓ 90 ↓ 愛媛ほか 野〆 1,026 972 918 100 100 5-6kg/尾
塩サケ 18.4 113 ↑ 100 → 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 230 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 90 -
タラ類 27.3 96 ↓ 124 ↑ 青森ほか 生 1,080 - 540 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 2.7 180 ↑ 36 ↓ 千葉ほか － 2,160 1,469 540 71 243 4-6kg/尾
キンメダイ 4.8 62 ↓ 89 ↓ 神奈川ほか － 4,860 1,987 1,296 103 91 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 16.0 102 ↑ 87 ↓ 三陸 － 2,700 1,447 648 97 98 -
各地 － 1,728 1,242 864 100 107 -


３　豊洲市場概況
　今週は６日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１日（金）月替わりだが、入荷が増えて買い気は今一つ。サバが２－３割、アジが１－３割、スルメイカも１－２割値を下げたため、相場全体では軟調。２日（土）休市前で入荷が減ったため、買い気はやや上向いた。サバが３－４割、スルメイカも１－２割値を上げた一方で、イワシが２－４割値を下げたため、相場全体では高安まちまち。４日（月）週明けだが、入荷が増えて買い気は後退。イワシが半値水準に値を下げたことに加え、スルメイカも１－２割値を下げたため、相場全体では小安い。５日（火）休市前で入荷が減ったため、荷動きはまずまず。イワシが小反発した一方で、スルメイカが小幅ながら値を下げたため、相場全体では小動き。７日（木）休市明けだが、入荷が増えて買い気は後退。イワシが３割、ブリも１割値を下げたため、相場全体では軟調。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が富山主体に入荷。前週に比べ数量は７％増加し、価格は中型が２割強安、中小型が２割弱安。サバは佐賀、福岡主体に入荷。前週に比べ数量はわずかに増加し、価格は１．５割高。イワシは千葉主体に入荷。前週に比べ数量は１５％増加し、価格は１割強高。スルメイカは富山、長崎主体に入荷。前週に比べ数量は４８％増加し、価格は０．５割安。カツオは千葉、和歌山主体に入荷。前週に比べ数量は８０％増加し、価格は３割弱安。ムキカキの数量はわずかに増加し、三陸産の価格はわずかに下落。