2019年2月3週

水産物の週間市況について

東京都中央卸売市場　豊洲市場　水産農産品課
０３（３５２０）８２６１～８２６２

2019年2月3週

(2月15日～2月21日）

前年同期

（2月16日～2月22日）

１　品種別取扱状況

		総取扱数量	鮮魚類	冷凍魚類	塩干加工品
一日平均取扱数量	（ｔ）	1,215	618	222	375
前　　　週　　　比	（％）	100	103	98	97
前　年　同　期　比	（％）	95	96	103	89

2 魚種別取扱状況(各地* ：海外含む。前週・前年同期比の単位は％、該当する中値を比較して算出。）

品名	一日平均上場数量（ｔ）					主産地	銘柄	卸売価格（㎏／円）及び中値比較					今週の主力
品名	上場数量	前週比	増減	前年同期比	増減	主産地	銘柄	高値	中値	安値	前週比	前年同期比	（サイズ）
マグロ	31.9	94	↓	99	↓	各地	生	23,760	5,054	1,836	107	84	-
マグロ	31.9	94	↓	99	↓	海外	生	7,560	3,519	1,620	78	98	-
メバチ	50.8	94	↓	87	↓	各地*	冷凍	3,780	1,091	864	100	96	-
アジ	40.4	115	↑	72	↓	鳥取ほか	中	1,620	756	432	111	167	160-180g/尾
アジ	40.4	115	↑	72	↓	鳥取	中小	756	621	324	105	144	100-110g/尾
サバ	41.2	83	↓	94	↓	三重	－	864	266	173	101	90	8-10入/5kg
イワシ	31.0	94	↓	69	↓	千葉	－	1,080	257	162	95	91	100g/尾
スルメイカ	14.0	97	↓	104	↑	富山ほか	－	1,037	821	108	102	88	20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ	7.0	412	↑	200	↑	各地	－	1,013	-	743	-	-	-
サンマ	4.2	91	↓	120	↑	各地	解凍	680	-	540	-	-	-
カレイ	14.2	116	↑	108	↑	北海道	マ	648	-	540	-	-	-
						青森ほか	マコ	756	-	324	-	-	-
						北海道	アカ	972	-	324	-	-	-
						北海道	ｱｻﾊﾞ	756	-	216	-	-	-
ハマチ	28.3	87	↓	79	↓	愛媛ほか	野〆	1,026	972	918	100	100	5-6kg/尾
塩サケ	19.1	75	↓	91	↓	北海道	トキ	2,700	2,484	2,160	100	230	-
塩サケ	19.1	75	↓	91	↓	北海道	アキ	1,080	972	864	100	90	-
タラ類	21.1	78	↓	123	↑	青森ほか	生	1,188	-	324	-	-	4-5kg/尾
タラ類	21.1	78	↓	123	↑	宮城	ぶわ	1,080	-	864	-	-	4-7枚入/5kg
カツオ	10.9	248	↑	92	↓	宮崎	－	1,944	778	270	89	129	3-6kg/尾
キンメダイ	8.0	86	↓	105	↑	東京ほか	－	5,400	2,419	972	111	102	0.5-1.5kg/尾
ムキカキ	15.0	93	↓	91	↓	三陸	－	3,024	1,523	756	105	101	-
ムキカキ	15.0	93	↓	91	↓	各地	－	1,944	1,242	864	100	107	-

３　豊洲市場概況

　今週は２０日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１５日（金）週末の取引に入ったが、鮮魚類の買い気は低調。サバが１－２割値を上げた一方で、カツオが１割値を下げたため、相場全体では小動き。１６日（土）ストック品の割合が多かったため、休み前ながら相場は伸び悩んだ。ブリが３－４割値を下げたことに加え、イワシとカツオも値を下げたため、相場全体では弱保合。１８日（月）週明けだが、買い気は今一つさえなかった。アジが２－３割値を下げたことに加え、スルメイカも小幅ながら値を下げたため、相場全体では軟調。１９日（火）休市前だが、天候の悪化予報などから買い気は低調。アジが２－４割値を上げた一方で、カツオが３－４割値を下げたため、相場全体では高安まちまち。２１日（木）休市明けで、買い気はやや上向いた。イワシが倍値水準に急伸したことに加え、カツオも２割値を上げたため、相場全体では上伸。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が鳥取、長崎、中小型が鳥取主体に入荷。前週に比べ数量は１５％増加し、価格は中型が１割強高、中小型が０．５割高。サバは三重主体に入荷。前週に比べ数量は１７％減少し、価格はほぼ変わらず。イワシは千葉主体に入荷。前週に比べ数量は６％減少し、価格は０．５割安。スルメイカは富山、長崎主体に入荷。前週に比べ数量はわずかに減少し、価格はわずかに上昇。カツオは宮崎主体に入荷。前週に比べ数量は約２．５倍に増加し、価格は１割強安。ムキカキの数量は７％減少し、三陸産の価格は０．５割高。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　