水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2019年6月1週 (5月31日～6月6日） 前年同期 （6月1日～6月7日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,410 675 305 430
　前　　　 週 　　　比 （％） 112 105 135 112
　前　年　同　期　比 （％） 99 102 101 93


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 42.7 140 ↑ 90 ↓ 各地 生 16,200 4,876 1,404 64 113 -
海外 生 10,800 3,493 2,160 127 138 -
メバチ 50.0 95 ↓ 88 ↓ 各地* 冷凍 3,024 1,088 810 98 97 -
アジ 73.3 114 ↑ 110 ↑ 長崎 中 1,404 400 216 79 98 160-180g/尾
石川ほか 中小 648 335 270 82 80 100-110g/尾
サバ 31.3 104 ↓ 100 → 千葉 － 1,080 277 130 131 61 7-8入/5kg
イワシ 39.0 123 ↑ 89 ↓ 千葉 － 648 238 162 85 69 100-110g/尾
スルメイカ 16.7 127 ↑ 88 ↓ 石川 － 1,404 696 432 104 109 30入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 3.8 109 ↑ 141 ↑ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.5 113 ↑ 110 ↑ 各地 解凍 680 - 540 - - -
カレイ 15.6 121 ↑ 100 → 北海道 マ 648 464 216 101 - -
宮城ほか マコ 540 - 216 - - -
北海道 アカ 648 513 324 106 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 12.2 100 → 105 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,026 972 918 100 100 5-6kg/尾
塩サケ 20.0 120 ↑ 88 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 256 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 82 -
タラ類 8.1 117 ↑ 135 ↑ 岩手ほか 生 648 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 40.2 80 ↓ 130 ↑ 千葉 － 2,160 734 162 139 136 2-4kg/尾
キンメダイ 12.4 128 ↑ 109 ↑ 東京ほか － 3,780 1,987 1,080 98 107 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は５日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ５％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、３１日（金）週末の取引、月末で買い気は低調。カツオやサバが値を上げたのに対しイワシやスルメは値を下げるなど、相場全体では高安まちまち。１日（土）月初めの取引だが、買い気は低調。アジやイワシ、サバが値を下げるなど、相場全体では小幅下落。３日（月）週明けの取引、引き続き買い気は低調。カツオやスルメ、ブリが値を下げるなど、相場全体では小幅続落。４日（火）休市前の取引、買い気はやや上向き。カツオやサバが値を上げたのに対し、スルメは値を下げ、メジは軟調など、相場全体では小動き。６日（木）休市明けの取引、入荷多く買い気は低調。アジやスルメが値を下げ、ブリは軟調など、相場全体では小安い。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が石川や鹿児島、高知主体に入荷。数量は前週に比べ１４％増加し、価格は中型が約２割安、中小型が約２割弱安。サバは千葉主体に入荷。数量は前週に比べ４％増加し、価格は約３割高。イワシは千葉主体に入荷。数量は前週に比べ２３％増加し、価格は１．５割安。スルメイカは石川主体に入荷。数量は前週に比べ２７％増加し、価格は約０．５割高。カツオは千葉主体に入荷。数量は前週に比べ２０％減少し、価格は約４割高。