水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2019年9月1週 (8月30日～9月5日） 前年同期 （8月31日～9月6日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,351 637 315 399
　前　　　 週 　　　比 （％） 114 101 158 113
　前　年　同　期　比 （％） 99 93 115 96


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 33.4 111 ↑ 98 ↓ 各地 生 17,280 6,466 2,160 107 68 -
海外 生 8,100 3,864 2,268 94 94 -
メバチ 68.0 126 ↑ 138 ↑ 各地* 冷凍 2,700 1,016 648 98 92 -
アジ 57.9 110 ↑ 119 ↑ 長崎 中 1,512 497 216 96 100 160-180g/尾
石川ほか 中小 648 473 324 76 109 100-110g/尾
サバ 33.3 103 ↑ 129 ↑ 佐賀ほか － 1,512 367 194 125 84 7-8入/5kg
イワシ 18.8 72 ↓ 99 ↓ 北海道 － 1,080 324 162 82 83 100g/尾
スルメイカ 19.9 93 ↓ 80 ↓ 青森 － 972 752 605 111 102 25入/約5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 6.9 265 ↑ 238 ↑ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 32.5 125 ↑ 22 ↓ 北海道 生 3,240 1,431 648 75 210 130g/尾
各地 解凍 680 - 540 - - -
カレイ 6.9 157 ↑ 108 ↑ 北海道 マ 1,620 540 324 83 125 -
青森ほか マコ 1,944 1,296 432 133 - -
北海道 アカ 1,512 959 594 101 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 594 432 106 - -
ハマチ 13.3 108 ↑ 124 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,080 1,026 972 100 106 5-6kg/尾
塩サケ 16.7 112 ↑ 79 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 756 100 82 -
タラ類 5.7 110 ↑ 100 → 青森ほか 生 648 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 52.1 97 ↓ 153 ↑ 宮城 － 2,160 691 162 156 139 2-4kg/尾
キンメダイ 8.3 109 ↑ 134 ↑ 東京ほか － 4,320 1,966 1,080 82 90 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は４日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週とほぼ変わらず。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、３０日（金）週末の取引、買い気は低調。サバやカツオ、スルメ、メジが値を上げるなど、相場全体では上昇。３１日（土）月末、休市前の取引、買い気は良好。アジやイワシ、ブリ、サンマが値を上げ、サバはしっかりなど、相場全体では強保合。２日（月）月初め、週明けの取引、買い気は低調。アジやイワシ、メジが値を下げ、サバは高安まちまちなど、相場全体では弱保合。３日（火）休市前の取引、買い気は今一つ。アジが強保合、スルメは保合、カツオは小動きなど、相場全体では小動き。５日（木）休市明けの取引、買い気は低調。サバやカツオ、スルメが値を上げ、マイワシは堅調など、相場全体では堅調。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が石川や山口、佐賀主体に入荷。数量は前週に比べ１０％増加し、価格は中型が約０．５割安、中小型は約２．５割安。サバは佐賀や長崎主体に入荷。数量は前週に比べわずかに増加し、価格は２．５割高。イワシは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ２８％減少し、価格は２割弱安。スルメイカは青森主体に入荷。数量は前週に比べ７％減少し、価格は約１割高。カツオは宮城主体に入荷。数量は前週に比べわずかに減少し、価格は約１．６倍に上昇。サンマは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ２５％増加し、価格は生が２．５割安。