水産物の週間市況について

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2019年10月2週 (10月11日～10月17日） 前年同期 （10月12日～10月18日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,104 502 234 368
　前　　　 週 　　　比 （％） 93 84 106 100
　前　年　同　期　比 （％） 81 70 94 93


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 32.2 84 ↓ 92 ↓ 各地 生 19,440 8,941 2,700 160 96 -
海外 生 7,128 3,771 2,464 105 92 -
メバチ 46.2 90 ↓ 91 ↓ 各地* 冷凍 3,240 1,040 648 102 92 -
アジ 28.1 73 ↓ 68 ↓ 長崎 中 1,404 853 540 123 144 170-180g/尾
長崎 中小 1,404 842 540 150 185 110-120g/尾
サバ 15.6 59 ↓ 54 ↓ 長崎ほか － 1,296 354 324 86 67 10入/5kg
イワシ 12.5 60 ↓ 41 ↓ 北海道ほか － 2,160 410 216 124 165 90-100g/尾
スルメイカ 5.6 50 ↓ 25 ↓ 北海道 － 1,404 1,128 821 123 148 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 3.2 168 ↑ 74 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 45.1 71 ↓ 38 ↓ 北海道 生 3,240 713 432 94 189 130g/尾
北海道ほか 解凍 680 - 540 - - -
カレイ 6.0 92 ↓ 86 ↓ 北海道 マ 810 594 324 100 - -
青森ほか マコ 1,620 1,296 324 99 240 -
北海道 アカ 1,620 1,026 756 113 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 864 464 324 99 - -
ハマチ 16.2 95 ↓ 113 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,080 1,026 972 100 106 5-6kg/尾
塩サケ 12.4 80 ↓ 58 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 82 -
タラ類 11.1 91 ↓ 70 ↓ 岩手ほか 生 1,188 - 540 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 11.1 45 ↓ 47 ↓ 宮城 － 2,700 940 216 89 124 3-4kg/尾
キンメダイ 3.2 47 ↓ 36 ↓ 東京ほか － 4,320 2,311 1,620 122 99 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 5.2 149 ↑ 70 ↓ 三陸 － 3,564 1,884 648 101 123 -
各地 － 2,160 1,490 648 89 - -


３　豊洲市場概況
　今週は１４日（月）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１６％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１１日（金）開場１年となる週末の取引、買い気は低調。アジやイワシ、カツオ、スルメ、サンマが値を上げるなど、相場全体では上伸。１２日（土）連休前の取引、台風１９号の影響により買い気は後退。イワシやカツオ、スルメ、サンマが値を下げるなど、相場全体では反落。１５日（火）連休明けの取引、買い気はやや上向き。イワシやスルメが値を上げる一方、アジやブリ、サンマが値を下げるなど、相場全体では高安まちまち。１６日（水）水曜市の取引、買い気は低調。アジやカツオが値を上げるなど、相場全体では堅調。１７日（木）週半ばの取引、買い気は引き続き低調。イワシやメジが値を上げるなど、相場全体では小高い。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型、中小型ともに長崎主体に入荷、前週に比べ数量は２７％減少し、価格は中型が２．５割弱安、中小型が１．５倍に上昇。サバは長崎や青森主体に入荷、前週に比べ数量は４１％減少し、価格は約１．５割安。イワシは北海道や青森主体に入荷、前週に比べ数量は４０％減少し、価格は約２．５割高。スルメイカは北海道主体に入荷、前週に比べ数量は半分に減少し、価格は２．５割弱高。カツオは宮城主体に入荷、前週に比べ数量は半分以下に減少し、価格は約１割安。生サンマは北海道主体に入荷、価格は約０．５割安。ムキカキの数量は約１．５倍に増加し、三陸産の価格はほぼ変わらず。