水産物の週間市況について

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2019年11月4週 (11月22日～11月28日） 前年同期 （11月23日～11月29日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,581 732 390 459
　前　　　 週 　　　比 （％） 142 147 146 132
　前　年　同　期　比 （％） 144 135 181 136


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 38.1 126 ↑ 133 ↑ 各地 生 16,740 8,432 3,240 88 84 -
海外 生 7,020 3,679 2,052 87 115 -
メバチ 65.5 115 ↑ 107 ↑ 各地* 冷凍 3,024 1,009 594 99 89 -
アジ 45.9 152 ↑ 133 ↑ 長崎 中 2,160 689 432 98 106 170-180g/尾
新潟ほか 中小 648 392 324 64 81 100-110g/尾
サバ 39.6 229 ↑ 108 ↑ 千葉 － 1,296 362 216 50 120 8-10入/5kg
イワシ 10.5 70 ↓ 525 ↑ 北海道 － 1,296 621 216 133 79 100-120g/尾
スルメイカ 15.8 322 ↑ 232 ↑ 北海道 － 1,296 1,059 756 80 87 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.0 45 ↓ 18 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 34.5 84 ↓ 99 ↓ 岩手 生 1,620 554 432 108 160 130g/尾
北海道ほか 解凍 680 - 540 - - -
カレイ 18.6 251 ↑ 186 ↑ 北海道 マ 756 540 324 100 143 -
青森ほか マコ 432 - 324 - - -
北海道 アカ 1,404 882 540 86 109 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 270 216 42 - -
ハマチ 40.7 154 ↑ 152 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,080 1,026 972 100 106 5-6kg/尾
塩サケ 19.6 124 ↑ 108 ↑ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 25.4 150 ↑ 105 ↑ 岩手ほか 生 1,728 - 540 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 3.1 53 ↓ 46 ↓ 長崎ほか － 7,560 2,376 540 176 225 3-4kg/尾
キンメダイ 5.9 109 ↑ 68 ↓ 東京ほか － 3,780 2,111 1,080 99 91 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 15.9 138 ↑ 120 ↑ 三陸 － 3,240 2,079 1,080 110 121 -
各地 － 2,160 1,458 1,080 100 117 -


３　豊洲市場概況
　今週は２３日（土）、２７日（水）が休市のため４日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ約１．５倍に増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２２日（金）連休前の取引、買い気はわずかに上向き。アジやサンマが値を上げる一方、サバやイワシ、ブリは値を下げるなど、相場全体では小動き。２５日（月）連休明けの取引、買い気は低調。アジやサバ、スルメ、サンマが値を下げるなど、相場全体では下落。２６日（火）休市前の取引、買い気は今一つ。イワシやスルメ、ブリ、サンマが値を下げるなど、相場全体では続落。２８日（木）休市明けの取引、買い気はやや上向き。イワシやメジが値を上げる一方、スルメは値を下げるなど、相場全体では小動き。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型は新潟や石川主体に入荷、前週に比べ数量は約１．５倍に増加し、価格は中型がわずかに下落、中小型が約３．５割安。サバは青森主体に入荷、前週に比べ数量は約２．３倍に増加し、価格は５割安。イワシは北海道主体に入荷、前週に比べ数量は３０％減少し、価格は３．５割弱安。スルメイカは北海道主体に入荷、前週に比べ数量は約３．２倍に増加し、価格は２割安。カツオは長崎や鹿児島主体に入荷、前週に比べ数量は半分程度に減少し、価格は約２．３倍に上昇。生サンマは岩手主体に入荷、価格は１割弱安。ムキカキの数量は３８％増加し、三陸産の価格は１割高。