水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2019年12月2週 (12月6日～12月12日） 前年同期 （12月7日～12月13日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,460 678 343 439
　前　　　 週 　　　比 （％） 100 107 94 95
　前　年　同　期　比 （％） 115 116 124 107


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 41.0 115 ↑ 108 ↑ 各地 生 27,000 10,601 2,700 127 127 -
海外 生 11,880 6,113 2,160 143 147 -
メバチ 75.1 131 ↑ 109 ↑ 各地* 冷凍 3,564 1,044 594 102 92 -
アジ 35.7 109 ↑ 75 ↓ 長崎 中 1,620 648 432 90 125 170-180g/尾
三重 中小 756 666 540 112 154 100-110g/尾
サバ 47.1 99 ↓ 114 ↑ 千葉 － 972 333 173 92 106 8入/5kg
イワシ 27.7 266 ↑ 286 ↑ 岩手 － 1,080 335 162 59 58 100g/尾
スルメイカ 13.4 81 ↓ 200 ↑ 青森 － 1,296 1,054 648 107 94 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 3.0 188 ↑ 58 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 17.2 70 ↓ 177 ↑ 各地 解凍 680 - 540 - - -
カレイ 16.5 80 ↓ 119 ↑ 北海道 マ 648 432 324 94 - -
宮城ほか マコ 1,404 864 324 - - -
北海道 アカ 1,080 738 540 102 101 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 405 216 80 - -
ハマチ 39.8 113 ↑ 116 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,080 1,026 972 100 106 5-6kg/尾
塩サケ 22.1 99 ↓ 77 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 28.4 93 ↓ 116 ↑ 岩手ほか 生 1,620 - 540 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 2.4 109 ↑ 67 ↓ 長崎ほか － 5,400 1,966 756 95 130 3-4kg/尾
キンメダイ 7.8 159 ↑ 115 ↑ 東京ほか － 3,780 2,117 972 92 75 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 14.1 100 → 89 ↓ 三陸 － 3,024 1,905 1,080 102 117 -
各地 － 2,160 1,458 1,080 100 117 -


３　豊洲市場概況
　今週は１１日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ７％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、６日（金）週末の取引、買い気は振るわず。イワシが値を上げる一方、アジやカツオ、ブリは値を下げるなど、相場全体では小動き。７日（土）休市前の取引、買い気は今一つ。アジやカツオ、メジが値を上げる一方、サバやイワシ、ブリは値を下げるなど、相場全体では高安まちまち。９日（月）週明けの取引、買い気は低調。アジやイワシが値を下げるなど、相場全体では軟調。１０日（火）休市前の取引、買い気は引き続き低調。アジやイワシが保合、サバは強保合、スルメは弱保合など、相場全体では保合。１２日（木）休市明けの取引、買い気はやや上向き。イワシやカツオ、スルメが値を下げるなど、相場全体では小幅下落。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が三重主体に入荷。前週に比べ数量は９％増加し、価格は中型が１割安、中小型が１割強高。サバは千葉主体に入荷。前週に比べ数量はほぼ変わらず、価格は１割弱安。イワシは岩手主体に入荷。前週に比べ数量は約２．７倍に増加し、価格は約４割安。スルメイカは青森主体に入荷。前週に比べ数量は１９％減少し、価格は０．５割強高。カツオは長崎や鹿児島主体に入荷。前週に比べ数量は９％増加し、価格は０．５割安。ムキカキの数量は前週と変わらず、三陸産の価格はわずかに上昇。