水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2019年12月3週 (12月13日～12月19日） 前年同期 （12月14日～12月20日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,349 592 361 396
　前　　　 週 　　　比 （％） 92 87 105 90
　前　年　同　期　比 （％） 109 105 126 103


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 36.8 90 ↓ 92 ↓ 各地 生 16,740 7,063 2,700 67 87 -
海外 生 9,180 4,641 2,376 76 146 -
メバチ 84.9 113 ↑ 121 ↑ 各地* 冷凍 3,240 1,036 594 99 92 -
アジ 33.9 95 ↓ 73 ↓ 長崎ほか 中 1,620 603 216 93 134 170-250g/尾
長崎 中小 756 648 540 97 160 100-110g/尾
サバ 41.6 88 ↓ 93 ↓ 青森ほか － 648 303 130 91 82 7-8入/5kg
イワシ 22.1 80 ↓ 134 ↑ 岩手 － 1,080 342 216 102 83 100-110g/尾
スルメイカ 14.3 107 ↑ 238 ↑ 新潟ほか － 1,188 796 324 76 70 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.1 70 ↓ 42 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 8.1 47 ↓ 176 ↑ 各地 解凍 680 - 540 - - -
カレイ 16.0 97 ↓ 111 ↑ 北海道 マ 648 473 324 109 - -
青森ほか マコ 864 540 324 63 - -
北海道 アカ 1,080 720 324 98 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 540 454 216 112 - -
ハマチ 35.3 89 ↓ 101 ↑ 愛媛ほか 野〆 1,080 1,026 972 100 106 5-6kg/尾
塩サケ 16.8 76 ↓ 73 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 24.9 88 ↓ 107 ↑ 岩手ほか 生 1,404 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 1.9 79 ↓ 56 ↓ 鹿児島ほか － 3,780 1,530 540 78 98 3-5kg/尾
キンメダイ 6.7 86 ↓ 105 ↑ 東京ほか － 3,780 1,998 1,080 94 95 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 12.7 90 ↓ 98 ↓ 三陸 － 3,240 2,083 1,404 109 109 -
各地 － 2,160 1,458 1,080 100 117 -


３　豊洲市場概況
　今週は６日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１３％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると１３日（金）週末の取引、買い気は低調。アジやブリが値を下げるなど、相場全体では弱保合。１４日（土）休市前の取引、買い気は今一つ。アジが弱保合、ブリやメジは強保合など、相場全体では小動き。１６日（月）週明けの取引、買い気はまずまず。イワシが値を上げ、アジは強保合など、相場全体では強保合。１７日（火）週前半の取引、買い気は低調。アジやブリが値を下げ、スルメは高安まちまちなど、相場全体では小動き。１８日（水）水曜市の取引、買い気は引き続き低調。アジやサバ、イワシ、メジが値を下げるなど、相場全体では小安い。１９日（木）週後半の取引、買い気は引き続き低調。サバやイワシが値を上げ、メジは強保合など、相場全体では強保合。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎や和歌山、中小型が長崎主体に入荷。前週に比べ数量は５％減少し、価格は中型が０．５割強安、中小型がわずかに下落。サバは青森や千葉主体に入荷。前週に比べ数量は１２％減少し、価格は約１割安。イワシは岩手主体に入荷。前週に比べ数量は２０％減少し、価格はわずかに上昇。スルメイカは新潟や青森主体に入荷。前週に比べ数量は７％増加し、価格は約２．５割安。カツオは鹿児島や富山主体に入荷。前週に比べ数量は２１％減少し、価格は２割強安。ムキカキの数量は１０％減少し、三陸産の価格は約１割高。