水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年1月1週 (1月3日～1月9日） 前年同期 （1月4日～1月10日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,272 581 283 409
　前　　　 週 　　　比 （％） 89 105 86 75
　前　年　同　期　比 （％） 92 87 108 91


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 48.1 101 ↑ 100 → 各地 生 756,000 11,335 2,160 163 64 -
海外 生 7,020 3,406 2,160 64 142 -
メバチ 48.0 65 ↓ 90 ↓ 各地* 冷凍 3,240 1,034 648 98 92 -
アジ 25.3 84 ↓ 77 ↓ 長崎ほか 中 1,620 851 324 166 102 200-250g/尾
長崎 中小 864 810 432 136 139 100-110g/尾
サバ 33.2 122 ↑ 72 ↓ 千葉ほか － 1,512 416 216 106 113 7-8入/5kg
イワシ 16.9 85 ↓ 85 ↓ 岩手ほか － 1,188 504 216 104 133 110-120g/尾
スルメイカ 15.5 97 ↓ 134 ↑ 富山ほか － 1,447 967 540 105 107 10-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.1 191 ↑ 50 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 7.6 238 ↑ 92 ↓ 各地 解凍 680 - 540 - - -
カレイ 7.2 71 ↓ 75 ↓ 北海道 マ - - - - - -
青森ほか マコ 756 - 324 - - -
北海道 アカ 864 621 432 108 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 540 324 125 - -
ハマチ 52.3 138 ↑ 109 ↑ 愛媛ほか 野〆 972 918 864 98 94 5-6kg/尾
塩サケ 15.7 92 ↓ 75 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 25.6 110 ↑ 97 ↓ 岩手ほか 生 1,620 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 0.7 58 ↓ 24 ↓ 鹿児島ほか － 6,480 3,645 324 178 346 3-5kg/尾
キンメダイ 9.9 190 ↑ 106 ↑ 東京ほか － 3,780 2,322 1,296 105 106 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 16.3 144 ↑ 93 ↓ 三陸 － 3,564 2,126 1,404 115 88 -
各地 － 2,592 1,458 1,080 100 111 -


３　豊洲市場概況
　今週は５日（日）が臨時開市での初市、３日（金）４日（土）８日（水）が休市のため４日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ５％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると５日（日）令和２年の初市取引、買い気は順調。昨年の初市と比べ、カツオやスルメ、ブリが堅調、サバやイワシはおおむね横ばいなど、相場全体ではしっかり。６日（月）年明け二日目の取引、買い気はまずまず。カツオやスルメが値を下げるなど、相場全体では小安い。７日（火）休市前で青果部は休市の取引、買い気は引き続きまずまず。アジやスルメが値を下げるなど、相場全体では軟調。９日（木）休市明けの取引、買い気は順調。サバやイワシ、カツオ、スルメが値を下げるなど、相場全体では続軟調。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎や千葉、中小型が長崎主体に入荷。前週に比べ数量は１６％減少し、価格は中型が約１．７倍に上昇、中小型が約３．５割高。サバは千葉や石川主体に入荷。前週に比べ数量は２２％増加し、価格は約０．５割高。イワシは岩手や宮城主体に入荷。前週に比べ数量は１５％減少し、価格は約０．５割高。スルメイカは富山や長崎、青森主体に入荷。前週に比べ数量はわずかに減少し、価格は０．５割高。カツオは鹿児島や和歌山主体に入荷。前週に比べ数量は４２％減少し、価格は約１．８倍に上昇。ムキカキの数量は４４％増加し、三陸産の価格は１．５割高。