水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年1月2週 (1月10日～1月16日） 前年同期 （1月11日～1月17日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,233 614 238 381
　前　　　 週 　　　比 （％） 97 106 84 93
　前　年　同　期　比 （％） 102 100 103 105


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 33.4 69 ↓ 106 ↑ 各地 生 17,820 6,991 2,160 62 88 -
海外 生 5,940 4,199 3,240 123 162 -
メバチ 50.8 106 ↑ 89 ↓ 各地* 冷凍 3,240 1,034 648 100 93 -
アジ 34.2 135 ↑ 78 ↓ 長崎 中 1,728 778 432 91 150 170-200g/尾
高知 中小 540 486 324 60 123 110-120g/尾
サバ 40.2 121 ↑ 85 ↓ 千葉ほか － 1,080 324 216 78 116 10入/5kg
イワシ 28.3 167 ↑ 129 ↑ 千葉 － 1,404 400 216 79 93 110-120g/尾
スルメイカ 16.1 104 ↑ 173 ↑ 富山 － 1,512 758 540 78 79 10-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 0.8 38 ↓ 24 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 5.7 75 ↓ 110 ↑ 各地 解凍 680 - 540 - - -
カレイ 13.9 193 ↑ 102 ↑ 北海道 マ 648 414 324 - 77 -
宮城ほか マコ 972 - 324 - - -
北海道 アカ 1,080 637 432 103 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 527 216 98 163 -
ハマチ 44.0 84 ↓ 108 ↑ 愛媛ほか 野〆 972 918 864 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 14.0 89 ↓ 86 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 34.6 135 ↑ 119 ↑ 岩手ほか 生 1,080 - 216 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 1.0 143 ↑ 83 ↓ 高知ほか － 2,700 1,534 864 42 116 3-5kg/尾
キンメダイ 8.5 86 ↓ 127 ↑ 東京ほか － 3,780 2,354 1,080 101 98 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 16.2 99 ↓ 95 ↓ 三陸 － 3,024 1,711 864 80 119 -
各地 － 2,160 1,434 864 98 115 -


３　豊洲市場概況
　今週は１３日（月）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ６％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると１０日（金）週末の取引、買い気は順調。サバやカツオが値を下げるなど、相場全体では軟調。１１日（土）連休前の取引、買い気は今一つ。スルメやメジが値を上げる一方、カツオやブリは値を下げるなど、相場全体では小動き。１４日（火）連休明けの取引、買い気は低調。アジやイワシ、ブリ、メジが値を下げるなど、相場全体では小幅下落。１５日（水）水曜市の取引、買い気は引き続き低調。イワシやカツオが値を下げるなど、相場全体では小幅続落。１６日（木）週半ばの取引、買い気は引き続き低調。アジやスルメが値を下げるなど、相場全体では小甘い。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が高知主体に入荷。前週に比べ数量は３５％増加し、価格は中型が約１割安、中小型が４割安。サバは千葉や岩手主体に入荷。前週に比べ数量は２１％増加し、価格は２割強安。イワシは千葉主体に入荷。前週に比べ数量は約１．７倍に増加し、価格は約２割安。スルメイカは富山主体に入荷。前週に比べ数量は４％増加し、価格は２割強安。カツオは高知や愛媛主体に入荷。前週に比べ数量は４３％増加し、価格は半値以下に下落。ムキカキの数量はほぼ変わらず、三陸産の価格は２割安。