水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年1月3週 (1月17日～1月23日） 前年同期 （1月18日～1月24日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,242 641 220 381
　前　　　 週 　　　比 （％） 101 104 92 100
　前　年　同　期　比 （％） 113 114 114 110


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 34.3 103 ↑ 123 ↑ 各地 生 30,240 6,669 2,160 95 119 -
海外 生 6,480 4,097 2,700 98 164 -
メバチ 48.4 95 ↓ 94 ↓ 各地* 冷凍 3,024 1,045 594 101 94 -
アジ 52.3 153 ↑ 179 ↑ 長崎ほか 中 1,620 421 324 54 62 170-200g/尾
長崎 中小 540 486 432 100 82 110-120g/尾
サバ 44.1 110 ↑ 84 ↓ 千葉ほか － 1,836 393 173 121 153 8-10入/5kg
イワシ 26.4 93 ↓ 151 ↑ 千葉ほか － 1,188 302 162 76 62 100-120g/尾
スルメイカ 12.9 80 ↓ 163 ↑ 富山ほか － 1,296 950 605 125 88 10-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.4 175 ↑ 52 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.7 82 ↓ 80 ↓ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 15.1 109 ↑ 154 ↑ 北海道 マ 648 432 324 104 80 -
青森ほか マコ 1,728 594 324 - - -
北海道 アカ 1,080 659 432 103 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 468 216 89 - -
ハマチ 41.3 94 ↓ 89 ↓ 愛媛ほか 野〆 972 918 864 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 14.4 103 ↑ 75 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 35.8 103 ↑ 122 ↑ 岩手ほか 生 864 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 0.5 50 ↓ 63 ↓ 和歌山 － 3,024 2,268 540 148 157 3-5kg/尾
キンメダイ 10.1 119 ↑ 146 ↑ 静岡ほか － 3,780 2,009 1,080 85 94 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 15.0 93 ↓ 97 ↓ 三陸 － 3,024 1,637 864 96 118 -
各地 － 1,944 1,375 864 96 111 -


３　豊洲市場概況
　今週は２２日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ４％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると１７日（金）週末の取引、買い気は低調。イワシやスルメが値を上げる一方、サバやブリは値を下げるなど、相場全体では高安まちまち。１８日（土）休市前の取引、雪予報もあり買い気はやや後退。サバやイワシ、カツオ、ブリが値を下げるなど、相場全体では弱保合。２０日（月）週明けの取引、買い気はまずまず。カツオやブリが値を上げる一方、アジやサバ、メジが値を下げるなど、相場全体では高安まちまち。２１日（火）休市前の取引、買い気は低調。サバやカツオ、ブリが値を上げるなど、相場全体では堅調。２３日（木）休市明けの取引、買い気は引き続き低調。カツオが値を上げる一方、サバやイワシは値を下げるなど、相場全体では小動き。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎や福岡、中小型が長崎主体に入荷。前週に比べ数量は約１．５倍に増加し、価格は中型が約４．５割安、中小型が変わらず。サバは千葉や岩手主体に入荷。前週に比べ数量は１０％増加し、価格は約２割高。イワシは千葉や岩手主体に入荷。前週に比べ数量は７％減少し、価格は約２．５割安。スルメイカは富山や長崎主体に入荷。前週に比べ数量は２０％減少し、価格は２．５割高。カツオは和歌山主体に入荷。前週に比べ数量は半分に減少し、価格は約１．５倍に上昇。ムキカキの数量は７％減少し、三陸産の価格は約０．５割安。