水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年1月4週 (1月24日～1月30日） 前年同期 （1月25日～1月31日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,290 606 280 404
　前　　　 週 　　　比 （％） 104 95 127 106
　前　年　同　期　比 （％） 105 100 109 111


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 30.4 89 ↓ 87 ↓ 各地 生 29,160 6,188 2,376 93 83 -
海外 生 4,104 3,456 2,808 84 118 -
メバチ 84.4 174 ↑ 122 ↑ 各地* 冷凍 2,916 1,055 594 101 95 -
アジ 38.0 73 ↓ 88 ↓ 長崎 中 1,620 637 324 151 103 170-200g/尾
石川 中小 540 432 324 89 73 100-110g/尾
サバ 40.8 93 ↓ 81 ↓ 千葉 － 2,160 313 173 80 113 10入/5kg
イワシ 26.6 101 ↑ 76 ↓ 千葉 － 540 296 216 98 98 110g/尾
スルメイカ 13.5 105 ↑ 169 ↑ 富山 － 1,404 890 648 94 99 10-15入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.3 93 ↓ 50 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.6 98 ↓ 102 ↑ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 11.5 76 ↓ 121 ↑ 北海道 マ 864 - 324 - - -
青森ほか マコ 756 675 324 114 125 -
北海道 アカ 864 680 432 103 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 486 216 104 150 -
ハマチ 42.1 102 ↑ 112 ↑ 愛媛ほか 野〆 972 918 864 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 13.9 97 ↓ 85 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 33.9 95 ↓ 119 ↑ 岩手ほか 生 1,080 - 216 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 0.6 120 ↑ 40 ↓ 東京 － 5,940 2,527 1,080 111 122 3-5kg/尾
キンメダイ 6.9 68 ↓ 90 ↓ 東京ほか － 3,780 2,074 864 103 108 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 15.3 102 ↑ 97 ↓ 三陸 － 3,564 2,126 1,080 130 143 -
各地 － 1,944 1,323 972 96 107 -


３　豊洲市場概況
　今週は２９日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ５％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると２４日（金）週末の取引、買い気は低調。アジやサバ、ブリが値を下げるなど、相場全体では軟調。２５日（土）休市前の取引、買い気は引き続き低調。サバやカツオ、スルメが値を下げるなど、相場全体では弱保合。２７日（月）週明けの取引、買い気は引き続き低調。アジやイワシが値を上げる一方、ブリは値を下げるなど、相場全体では小動き。２８日（火）休市前の取引、買い気は引き続き低調。サバやカツオ、メジが値を上げるなど、相場全体では小高い。３０日（木）休市明けの取引、買い気は引き続き低調。アジやサバ、イワシ、スルメが値を下げるなど、相場全体では軟調。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が石川主体に入荷。前週に比べ数量は２７％減少し、価格は中型が約１．５倍に上昇、中小型が約１割安。サバは千葉主体に入荷。前週に比べ数量は７％減少し、価格は２割安。イワシは千葉主体に入荷。前週に比べ数量はほぼ変わらず、価格はわずかに下落。スルメイカは富山主体に入荷。前週に比べ数量は５％増加し、価格は約０．５割安。カツオは東京主体に入荷。前週に比べ数量は２０％増加し、価格は約１割高。ムキカキの数量はわずかに増加し、三陸産の価格は３割高。