水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年2月2週 (2月7日～2月13日） 前年同期 （2月8日～2月14日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,200 593 219 388
　前　　　 週 　　　比 （％） 87 99 67 86
　前　年　同　期　比 （％） 99 99 97 100


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 33.1 87 ↓ 98 ↓ 各地 生 16,200 5,049 2,160 101 107 -
海外 生 3,996 3,414 2,592 114 76 -
メバチ 56.6 99 ↓ 104 ↑ 各地* 冷凍 3,240 1,007 594 99 92 -
アジ 45.8 83 ↓ 130 ↑ 長崎ほか 中 1,620 486 324 92 71 170-200g/尾
富山 中小 648 504 378 113 85 100-110g/尾
サバ 38.6 99 ↓ 78 ↓ 千葉ほか － 1,404 268 151 67 102 10入/5kg
イワシ 26.4 106 ↑ 80 ↓ 千葉 － 1,296 389 216 90 144 110g/尾
スルメイカ 14.4 84 ↓ 100 → 富山 － 1,188 868 648 114 107 10-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.0 42 ↓ 59 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.9 100 → 107 ↑ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 8.6 101 ↑ 70 ↓ 北海道 マ 648 486 324 82 - -
青森ほか マコ 756 - 324 - - -
北海道 アカ 1,080 918 540 106 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 522 216 121 242 -
ハマチ 43.0 107 ↑ 133 ↑ 愛媛ほか 野〆 972 918 864 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 15.2 78 ↓ 60 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 27.2 97 ↓ 101 ↑ 岩手ほか 生 1,080 - 108 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 1.8 72 ↓ 41 ↓ 和歌山ほか － 2,700 1,447 756 99 165 3-5kg/尾
キンメダイ 7.0 106 ↑ 75 ↓ 神奈川ほか － 3,780 2,311 1,080 107 106 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 15.2 103 ↑ 94 ↓ 三陸 － 3,024 1,967 1,080 91 136 -
各地 － 1,944 1,296 864 99 104 -


３　豊洲市場概況
　今週は１１日（火）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週とほぼ変わらず。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると７日（金）週末の取引、買い気は低調。カツオやスルメ、ブリが値を上げるなど、相場全体では堅調。８日（土）休市前の取引、買い気はやや上向き。アジやスルメが値を上げる一方、サバやカツオは値を下げるなど、相場全体では小動き。１０日（月）週明けの取引、買い気はまずまず。サバやカツオが値を上げるなど、相場全体では強保合。１２日（水）休市明けの取引、買い気は今一つ。サバやカツオが値を上げるなど、相場全体では小高い。１３日（木）週半ばの取引、買い気は低調。サバやイワシ、スルメが値を下げるなど、相場全体では反落。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎や鳥取、中小型が富山主体に入荷。前週に比べ数量は１７％減少し、価格は中型が１割弱安、中小型が１．５割弱高。サバは千葉や静岡主体に入荷。前週に比べ数量はほぼ変わらず、価格は３．５割弱安。イワシは千葉主体に入荷。前週に比べ数量は６％増加し、価格は１割安。スルメイカは富山主体に入荷。前週に比べ数量は１６％減少し、価格は約１．５割高。カツオは和歌山や東京主体に入荷。前週に比べ数量は２８％減少し、価格はほぼ変わらず。ムキカキの数量はわずかに増加し、三陸産の価格は約１割安。