水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年2月3週 (2月14日～2月20日） 前年同期 （2月15日～2月21日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,257 592 278 386
　前　　　 週 　　　比 （％） 105 100 127 100
　前　年　同　期　比 （％） 103 96 125 103


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 38.4 116 ↑ 120 ↑ 各地 生 13,500 4,833 1,944 96 96 -
海外 生 11,340 3,972 2,484 116 113 -
メバチ 56.6 100 → 111 ↑ 各地* 冷凍 2,808 1,000 594 99 92 -
アジ 47.5 104 ↑ 118 ↑ 長崎ほか 中 2,160 540 432 111 71 170-200g/尾
富山 中小 648 486 324 96 78 100-110g/尾
サバ 46.1 119 ↑ 112 ↑ 長崎ほか － 756 419 173 156 158 6-8入/5kg
イワシ 29.3 111 ↑ 95 ↓ 千葉 － 1,188 389 216 100 151 110g/尾
スルメイカ 19.7 137 ↑ 141 ↑ 富山 － 1,296 834 648 96 102 15-20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 0.7 70 ↓ 10 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.0 82 ↓ 95 ↓ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 12.2 142 ↑ 86 ↓ 北海道 マ 864 432 378 89 - -
青森ほか マコ 918 - 324 - - -
北海道 アカ 2,160 756 540 82 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 432 324 216 62 - -
ハマチ 38.8 90 ↓ 137 ↑ 愛媛ほか 野〆 972 918 864 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 15.1 99 ↓ 79 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 24.9 92 ↓ 118 ↑ 岩手ほか 生 756 - 108 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 3.0 167 ↑ 28 ↓ 千葉 － 3,240 1,469 864 102 189 4-5kg/尾
キンメダイ 8.6 123 ↑ 108 ↑ 東京ほか － 7,020 2,441 1,080 106 101 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 14.3 94 ↓ 95 ↓ 三陸 － 3,024 1,722 1,080 88 113 -
各地 － 1,944 1,288 864 99 104 -


３　豊洲市場概況
　今週は１９日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週とほぼ変わらず。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると１４日（金）週末の取引、買い気は今一つ。アジやメジが値を下げるなど、相場全体では弱保合。１５日（土）休市前の取引、買い気はやや上向き。サバ、イワシ、スルメが保合など、相場全体では保合。１７日（月）休市明けの取引、買い気は低調。アジやサバ、スルメ、ブリが値を下げるなど、相場全体では軟調。１８日（火）休市前の取引、買い気はやや上向き。スルメやブリが値を上げるなど、相場全体では強保合。２０日（木）休市明けの取引、買い気は低調。スルメやメジが値を上げる一方、アジやサバ、イワシは値を下げるなど、相場全体では高安まちまち。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎や鳥取、中小型が富山主体に入荷。前週に比べ数量は４％増加し、価格は中型が約１割高、中小型が約０．５割安。サバは長崎や高知主体に入荷。前週に比べ数量は１９％増加し、価格は約１．６倍に上昇。イワシは千葉主体に入荷。前週に比べ数量は１１％増加し、価格は変わらず。スルメイカは富山主体に入荷。前週に比べ数量は３７％増加し、価格は約０．５割安。カツオは千葉主体に入荷。前週に比べ数量は約１．７倍に増加し、価格はほぼ変わらず。ムキカキの数量は６％減少し、三陸産の価格は１割強安。