水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年2月4週 (2月21日～2月27日） 前年同期 （2月22日～2月28日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,202 606 204 392
　前　　　 週 　　　比 （％） 96 102 73 101
　前　年　同　期　比 （％） 96 97 81 103


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 33.9 88 ↓ 103 ↑ 各地 生 12,960 4,134 2,160 86 73 -
海外 生 3,780 3,006 2,700 76 92 -
メバチ 47.4 84 ↓ 92 ↓ 各地* 冷凍 3,240 986 594 99 91 -
アジ 50.1 105 ↑ 167 ↑ 長崎 中 1,512 934 324 173 111 170-180g/尾
富山ほか 中小 540 432 324 89 68 100-110g/尾
サバ 46.1 100 → 110 ↑ 三重 － 648 272 130 65 87 6-8入/5kg
イワシ 28.4 97 ↓ 95 ↓ 鳥取 － 864 369 216 95 137 120g/尾
スルメイカ 18.8 95 ↓ 159 ↑ 長崎ほか － 1,080 963 540 115 109 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 0.9 129 ↑ 29 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.3 108 ↑ 90 ↓ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 13.9 114 ↑ 84 ↓ 北海道 マ 756 540 324 125 - -
青森ほか マコ 864 - 324 - - -
北海道 アカ 972 675 432 89 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 540 432 167 - -
ハマチ 40.9 105 ↑ 154 ↑ 愛媛ほか 野〆 972 918 864 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 16.4 109 ↑ 89 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 21.7 87 ↓ 115 ↑ 岩手ほか 生 756 - 324 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 7.0 233 ↑ 42 ↓ 宮崎ほか － 3,024 1,382 432 94 278 4-5kg/尾
キンメダイ 8.1 94 ↓ 83 ↓ 東京ほか － 6,480 2,506 1,080 103 127 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 13.4 94 ↓ 97 ↓ 三陸 － 3,024 1,704 864 99 124 -
各地 － 1,728 1,291 864 100 104 -


３　豊洲市場概況
　今週は２４日（月）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると２１日（金）週末の取引、買い気は低調。メジが値を下げ、イワシ、スルメは保合など、相場全体では弱保合。２２日（土）連休前の取引、買い気は引き続き低調。アジやカツオが値を下げるなど、相場全体では弱保合。２５日（火）連休明けの取引、買い気は引き続き低調。カツオやスルメ、ブリ、メジが値を下げるなど、相場全体では下落。２６日（水）水曜市の取引、買い気は引き続き低調。イワシやカツオが値を上げるなど、相場全体では堅調。２７日（木）週半ばの取引、買い気は引き続き低調。イワシやカツオ、スルメ、ブリが値を上げるなど、相場全体では続堅調。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が富山や鳥取主体に入荷。前週に比べ数量は５％増加し、価格は中型が約１．７倍に上昇、中小型が約１割安。サバは三重主体に入荷。前週に比べ数量はほぼ変わらず、価格は３．５割安。イワシは鳥取主体に入荷。前週に比べ数量は３％減少し、価格は０．５割安。スルメイカは長崎や富山主体に入荷。前週に比べ数量は５％減少し、価格は１．５割高。カツオは宮崎や鹿児島主体に入荷。前週に比べ数量は約２．３倍に増加し、価格は約０．５割安。ムキカキの数量は６％減少し、三陸産の価格はほぼ変わらず。