水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年3月1週 (2月28日～3月5日） 前年同期 （3月1日～3月7日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,324 599 286 439
　前　　　 週 　　　比 （％） 110 99 140 112
　前　年　同　期　比 （％） 92 90 83 102


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 34.2 101 ↑ 95 ↓ 各地 生 18,360 4,068 2,160 98 92 -
海外 生 4,320 3,303 2,700 110 114 -
メバチ 45.3 96 ↓ 53 ↓ 各地* 冷凍 2,484 969 540 98 90 -
アジ 39.2 78 ↓ 68 ↓ 長崎 中 1,620 616 324 66 143 170-180g/尾
富山ほか 中小 648 464 324 107 127 100-110g/尾
サバ 42.2 92 ↓ 101 ↑ 三重 － 432 307 173 113 122 6-8入/5kg
イワシ 31.1 110 ↑ 155 ↑ 鳥取 － 432 285 180 77 121 120g/尾
スルメイカ 20.2 107 ↑ 152 ↑ 長崎 － 972 886 648 92 106 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 0.8 89 ↓ 42 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 3.9 91 ↓ 81 ↓ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 19.4 140 ↑ 118 ↑ 北海道 マ 648 392 216 73 104 -
青森ほか マコ 648 468 324 - - -
北海道 アカ 864 513 324 76 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ 756 - 648 - - -
ハマチ 33.0 81 ↓ 157 ↑ 愛媛ほか 野〆 972 918 864 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 18.8 115 ↑ 92 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 19.4 89 ↓ 122 ↑ 岩手ほか 生 756 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 9.4 134 ↑ 56 ↓ 鹿児島 － 3,240 1,145 432 83 196 4-5kg/尾
キンメダイ 11.6 143 ↑ 147 ↑ 東京ほか － 4,860 2,398 1,080 96 126 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 11.4 85 ↓ 104 ↑ 三陸 － 2,484 1,480 864 87 147 -
各地 － 1,728 1,234 864 96 106 -


３　豊洲市場概況
　今週は４日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週とほぼ変わらず。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると２８日（金）週末の取引、買い気は低調。イワシやスルメが値を下げるなど、相場全体では弱保合。２９日（土）月末の土曜市の取引、買い気は引き続き低調。サバやカツオ、メジが値を下げるなど、相場全体では小幅下落。２日（月）週明けの取引、買い気は引き続き低調。サバが値を上げる一方、アジやカツオ、スルメ、ブリは値を下げるなど、相場全体では高安まちまち。３日（火）休市前の取引、買い気は引き続き低調。サバやイワシ、ブリが値を下げるなど、相場全体では軟調。５日（木）休市明けの取引、買い気はやや上向き。アジやカツオ、スルメ、ブリが値を上げるなど、相場全体では小高い。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が富山や石川主体に入荷。前週に比べ数量は２２％減少し、価格は中型が約３．５割安、中小型が０．５割強高。サバは三重主体に入荷。前週に比べ数量は８％減少し、価格は１．５割弱高。イワシは鳥取主体に入荷。前週に比べ数量は１０％増加し、価格は２．５割弱安。スルメイカは長崎主体に入荷。前週に比べ数量は７％増加し、価格は１割弱安。カツオは鹿児島主体に入荷。前週に比べ数量は３４％増加し、価格は１．５割強安。ムキカキの数量は１５％減少し、三陸産の価格は１．５割弱安。