水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年3月2週 (3月6日～3月12日） 前年同期 （3月8日～3月14日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,147 522 217 409
　前　　　 週 　　　比 （％） 87 87 76 93
　前　年　同　期　比 （％） 93 89 83 105


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 25.5 75 ↓ 69 ↓ 各地 生 18,900 3,578 1,944 88 50 -
海外 生 14,580 5,402 2,160 164 159 -
メバチ 41.1 91 ↓ 57 ↓ 各地* 冷凍 2,160 939 540 97 87 -
アジ 35.6 91 ↓ 66 ↓ 長崎 中 1,944 702 540 114 112 170-180g/尾
新潟 中小 756 346 324 75 88 100-110g/尾
サバ 40.9 97 ↓ 103 ↑ 三重 － 864 315 173 103 118 10入/5kg
イワシ 32.9 106 ↑ 310 ↑ 鳥取 － 864 339 216 119 120 120g/尾
スルメイカ 12.4 61 ↓ 109 ↑ 長崎ほか － 1,296 1,106 648 125 126 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.3 163 ↑ 68 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.9 126 ↑ 98 ↓ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 18.8 97 ↓ 125 ↑ 北海道 マ 432 360 270 92 111 -
青森ほか マコ 756 594 216 127 - -
北海道 アカ 756 508 324 99 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 25.7 78 ↓ 123 ↑ 愛媛ほか 野〆 972 918 864 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 16.6 88 ↓ 97 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 17.3 89 ↓ 119 ↑ 岩手ほか 生 540 - 432 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 13.3 141 ↑ 73 ↓ 鹿児島ほか － 2,700 745 270 65 108 4-5kg/尾
キンメダイ 6.9 59 ↓ 88 ↓ 東京ほか － 4,320 1,922 1,080 80 99 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 9.6 84 ↓ 91 ↓ 三陸 － 1,944 1,227 756 83 117 -
各地 － 1,404 1,134 756 92 103 -


３　豊洲市場概況
　今週は１１日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１３％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると６日（金）週末の取引、買い気は低調。スルメが値を上げる一方、カツオは値を下げるなど、相場全体では小動き。７日（土）休市前の取引、買い気は引き続き低調。アジやスルメが値を上げる一方、サバやブリは値を下げるなど、相場全体では高安まちまち。９日（月）週明けの取引、買い気は引き続き低調。サバやイワシが値を上げるなど、相場全体では強保合。１０日（火）休市前の取引、買い気は引き続き低調。イワシやカツオ、スルメ、ブリが値を上げるなど、相場全体では上伸。１２日（木）休市明けの取引、買い気はやや上向き。アジやイワシが値を上げるなど、相場全体ではしっかり。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が新潟主体に入荷。前週に比べ数量は９％減少し、価格は中型が約１．５割高、中小型が２．５割安。サバは三重主体に入荷。前週に比べ数量はわずかに減少し、価格はわずかに上昇。イワシは鳥取主体に入荷。前週に比べ数量は６％増加し、価格は約２割高。スルメイカは長崎や富山主体に入荷。前週に比べ数量は３９％減少し、価格は２．５割高。カツオは鹿児島や宮崎主体に入荷。前週に比べ数量は４１％増加し、価格は３．５割安。ムキカキの数量は１６％減少し、三陸産の価格は１．５割強安。