水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年3月3週 (3月13日～3月19日） 前年同期 （3月15日～3月21日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,184 509 296 378
　前　　　 週 　　　比 （％） 103 98 137 93
　前　年　同　期　比 （％） 92 81 107 98


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 24.7 97 ↓ 72 ↓ 各地 生 19,980 3,415 1,944 95 65 -
海外 生 14,040 7,788 2,268 144 238 -
メバチ 106.8 260 ↑ 154 ↑ 各地* 冷凍 2,808 929 572 99 85 -
アジ 25.4 71 ↓ 50 ↓ 長崎 中 1,512 990 540 141 153 170-180g/尾
新潟ほか 中小 1,080 738 540 213 176 90-110g/尾
サバ 31.8 78 ↓ 89 ↓ 石川 － 1,728 396 216 126 121 8-10入/5kg
イワシ 32.8 100 → 136 ↑ 鳥取 － 1,620 310 216 91 84 110-120g/尾
スルメイカ 11.7 94 ↓ 106 ↑ 長崎ほか － 1,404 1,123 756 102 107 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 0.9 69 ↓ 21 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.8 98 ↓ 83 ↓ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 15.6 83 ↓ 76 ↓ 北海道 マ 648 432 270 120 - -
青森ほか マコ 756 567 270 95 - -
北海道 アカ 1,188 648 324 128 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 24.8 96 ↓ 106 ↑ 愛媛ほか 野〆 972 918 864 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 14.5 87 ↓ 100 → 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 13.7 79 ↓ 98 ↓ 岩手ほか 生 756 - 648 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 8.8 66 ↓ 58 ↓ 千葉ほか － 2,700 1,134 378 152 131 4-5kg/尾
キンメダイ 6.0 87 ↓ 95 ↓ 東京ほか － 5,400 2,232 1,080 116 108 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 9.4 98 ↓ 100 → 三陸 － 2,268 1,497 864 122 123 -
各地 － 1,728 1,134 864 100 103 -


３　豊洲市場概況
　今週は６日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると１３日（金）週末の取引、買い気は振るわず。アジやカツオ、スルメが値を上げるなど、相場全体では小高い。１４日（土）休市前の取引、買い気は良好。アジやイワシ、スルメが値を上げるなど、相場全体では強保合。１６日（月）週明けの取引、買い気は低調。イワシが値を上げる一方、カツオやスルメは値を下げるなど、相場全体では小動き。１７日（火）週前半の取引、買い気は今一つ。サバやスルメが値を下げるなど、相場全体では軟調。１８日（水）水曜市の取引、買い気は振るわず。アジやサバ、イワシが値を下げるなど、相場全体では続軟調。１９日（木）休市前の取引、買い気は上向き。アジやカツオ、スルメ、ブリが値を下げるなど、相場全体では下落。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が新潟や長崎主体に入荷。前週に比べ数量は２９％減少し、価格は中型が約４割高、中小型が約２．１倍に上昇。サバは石川主体に入荷。前週に比べ数量は２２％減少し、価格は約２．５割高。イワシは鳥取主体に入荷。前週に比べ数量はほぼ変わらず、価格は約１割安。スルメイカは長崎や富山主体に入荷。前週に比べ数量は６％減少し、価格はほぼ変わらず。カツオは千葉や宮崎主体に入荷。前週に比べ数量は３４％減少し、価格は約１．５倍に上昇。ムキカキの数量はほぼ変わらず、三陸産の価格は２割強高。