水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年3月4週 (3月20日～3月26日） 前年同期 （3月22日～3月28日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,404 709 215 480
　前　　　 週 　　　比 （％） 119 139 72 127
　前　年　同　期　比 （％） 105 109 81 113


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 34.6 140 ↑ 89 ↓ 各地 生 18,900 4,217 1,836 123 73 -
海外 生 10,260 5,106 2,160 66 180 -
メバチ 40.2 38 ↓ 65 ↓ 各地* 冷凍 2,160 938 540 101 87 -
アジ 62.4 246 ↑ 172 ↑ 長崎 中 1,620 446 324 45 55 170-180g/尾
新潟 中小 432 378 324 51 62 80-90g/尾
サバ 43.1 136 ↑ 110 ↑ 三重 － 648 367 216 93 133 7-8入/5kg
イワシ 44.5 136 ↑ 217 ↑ 鳥取 － 648 297 173 96 112 110-120g/尾
スルメイカ 22.3 191 ↑ 228 ↑ 長崎 － 972 886 648 79 106 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.0 111 ↑ 40 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.5 94 ↓ 78 ↓ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 23.6 151 ↑ 122 ↑ 北海道 マ 756 473 216 109 -
青森ほか マコ 1,404 - 216 - - -
北海道 アカ 756 513 324 79 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 29.0 117 ↑ 132 ↑ 愛媛ほか 野〆 972 918 864 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 18.9 130 ↑ 104 ↑ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 14.2 104 ↑ 117 ↑ 岩手ほか 生 756 - 648 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 17.4 198 ↑ 85 ↓ 愛媛ほか － 2,160 1,053 378 93 116 4-5kg/尾
キンメダイ 6.3 105 ↑ 68 ↓ 東京ほか － 3,780 2,106 1,080 94 89 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 9.7 103 ↑ 124 ↑ 三陸 － 1,728 1,233 864 82 119 -
各地 － 1,404 1,134 864 100 103 -


３　豊洲市場概況
　今週は２０日（金）、２５日（水）が休市のため４日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ３９％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると２１日（土）休市の合間の取引、買い気はまずまず。アジやイワシ、カツオ、スルメ、ブリが値を下げるなど、相場全体では続落。２３日（月）週明けの取引、買い気は低調。アジやイワシが値を下げるなど、相場全体では弱保合。２４日（火）休市前の取引、買い気は今一つ。イワシやスルメが値を下げるなど、相場全体では小動き。２６日（木）休市明けの取引、買い気は低調。アジやサバが値を下げるなど、相場全体では小安い。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が新潟主体に入荷。前週に比べ数量は約２．５倍に増加し、価格は中型が５．５割安、中小型が約５割安。サバは三重主体に入荷。前週に比べ数量は３６％増加し、価格は０．５割強安。イワシは鳥取主体に入荷。前週に比べ数量は３６％増加し、価格は約０．５割安。スルメイカは長崎主体に入荷。前週に比べ数量は約１．９倍に増加し、価格は約２割安。カツオは愛媛や宮崎主体に入荷。前週に比べ数量は約２倍に増加し、価格は０．５割強安。ムキカキの数量はわずかに増加し、三陸産の価格は２割弱安。