水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年3月5週 (3月27日～4月2日） 前年同期 （3月29日～4月4日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,451 573 399 479
　前　　　 週 　　　比 （％） 103 81 186 100
　前　年　同　期　比 （％） 96 89 101 104


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 29.5 85 ↓ 73 ↓ 各地 生 11,016 3,647 1,944 86 70 -
海外 生 5,292 2,374 1,080 46 78 -
メバチ 41.8 104 ↑ 76 ↓ 各地* 冷凍 2,376 909 540 97 83 -
アジ 40.0 64 ↓ 78 ↓ 長崎 中 1,620 572 324 128 98 170-180g/尾
新潟ほか 中小 756 486 324 129 94 90-110g/尾
サバ 36.2 84 ↓ 94 ↓ 三重ほか － 756 277 173 75 127 8-10入/5kg
イワシ 37.8 85 ↓ 141 ↑ 石川ほか － 540 264 162 89 84 110-120g/尾
スルメイカ 19.7 88 ↓ 303 ↑ 山口ほか － 1,080 903 540 102 86 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 0.8 80 ↓ 18 ↓ 各地 － 1,944 - 743 - - -
サンマ 4.4 98 ↓ 76 ↓ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 27.2 115 ↑ 120 ↑ 北海道 マ 648 297 216 63 - -
宮城ほか マコ 648 504 324 - - -
北海道 アカ 756 464 324 90 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 22.0 76 ↓ 133 ↑ 愛媛ほか 野〆 972 918 864 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 20.1 106 ↑ 79 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 12.9 91 ↓ 130 ↑ 岩手ほか 生 - - - - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 10.2 59 ↓ 59 ↓ 鹿児島ほか － 2,700 1,188 540 113 112 4-5kg/尾
キンメダイ 7.8 124 ↑ 128 ↑ 東京ほか － 3,780 2,030 1,080 96 93 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 7.4 76 ↓ 119 ↑ 三陸 － 1,404 918 648 74 93 -
各地 － 1,404 1,123 756 99 103 -


３　豊洲市場概況
　今週は１日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１９％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると２７日（金）週末の取引、買い気はまずまず。イワシやスルメ、メジが値を下げるなど、相場全体では小幅続落。２８日（土）休市前の取引、買い気は低調。サバやメジが値を下げるなど、相場全体では弱保合。３０日（月）週明けの取引、買い気は引き続き低調。アジやサバ、カツオが値を上げる一方、イワシやブリは値を下げるなど、相場全体では高安まちまち。３１日（火）休市前だが、買い気は引き続き低調。アジやメジが値を上げる一方イワシとブリは低調など、相場全体では小動き。２日（木）休市明けの取引だが、買い気は今一つ、イワシが反発するもアジは反落、スルメ、カツオが下落するなど、相場全体では下落。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が新潟や島根主体に入荷。前週に比べ数量は３６％減少し、価格は中型が３割弱高、中小型が約３割高。サバは三重や静岡主体に入荷。前週に比べ数量は１６％減少し、価格は２．５割安。イワシは石川や鳥取主体に入荷。前週に比べ数量は１５％減少し、価格は約１割安。スルメイカは山口や長崎主体に入荷。前週に比べ数量は１２％減少し、価格はわずかに上昇。カツオは鹿児島や宮崎主体に入荷。前週に比べ数量は４１％減少し、価格は１．５割弱高。ムキカキの数量は２４％減少し、三陸産の価格は約２．５割安。