水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年4月1週 (4月3日～4月9日） 前年同期 （4月5日～4月11日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,292 567 272 454
　前　　　 週 　　　比 （％） 89 99 68 95
　前　年　同　期　比 （％） 91 80 99 104


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 23.8 81 ↓ 60 ↓ 各地 生 8,964 3,201 1,404 88 42 -
海外 生 3,240 2,035 1,080 86 63 -
メバチ 44.7 107 ↑ 75 ↓ 各地* 冷凍 2,376 897 540 99 82 -
アジ 41.3 103 ↑ 57 ↓ 長崎 中 972 583 270 102 146 170-180g/尾
鳥取ほか 中小 648 468 324 96 90 90-110g/尾
サバ 35.6 98 ↓ 89 ↓ 三重ほか － 810 255 173 92 111 10入/5kg
イワシ 34.7 92 ↓ 107 ↑ 石川 － 432 274 151 104 106 110-120g/尾
スルメイカ 18.7 95 ↓ 249 ↑ 長崎 － 1,080 868 648 96 79 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 2.5 313 ↑ 81 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 5.2 118 ↑ 96 ↓ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 23.6 87 ↓ 80 ↓ 北海道 マ 540 313 216 105 - -
宮城ほか マコ 648 513 432 102 - -
北海道 アカ 648 400 216 86 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 15.5 70 ↓ 105 ↑ 愛媛ほか 野〆 972 918 864 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 18.2 91 ↓ 91 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,484 2,160 100 100 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 13.0 101 ↑ 116 ↑ 岩手ほか 生 756 - 648 - - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 11.2 110 ↑ 49 ↓ 鹿児島ほか － 2,160 1,037 324 87 123 4-5kg/尾
キンメダイ 8.8 113 ↑ 124 ↑ 東京ほか － 3,240 1,782 1,080 88 69 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 5.4 73 ↓ 115 ↑ 三陸 － 1,080 826 540 90 83 -
各地 － 1,296 1,009 756 90 95 -


３　豊洲市場概況
　今週は８日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると３日（金）週末の取引、買い気は引き続き低調。カツオ、アジが１-３割程度続落し相場全体では軟調。４日（土）休市前の取引、末端消費は振るわず荷動きは低調。カツオ・アジは反発、サバが下落しイワシは軟調、相場全体ではまちまち。６日（月）休市明けの取引、買い気はやや上向き。イワシは堅調、アジはしっかり、サバは強保合となり相場全体では強保合。７日（火）休市前の取引、料理店などの引き合いが弱まり荷動きは低調。アジ、スルメが2-4割伸びたがイワシは1-2割下落し相場全体では小動き。８日（木）休市明けの取引、買い気は今一つ。アジは堅調だがカツオが2-3割下落し、イワシは弱保合、相場全体では、小安い。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が鳥取や新潟を主体に入荷。前週に比べ数量は３％増加し、価格は中型がわずかに上昇、中小型が４割強安。サバは三重や鹿児島を主体に入荷。前週に比べ数量は2％減少し、価格は１割弱安。イワシは石川主体に入荷。前週に比べ数量は８％減少し、価格は約０.５割高。スルメイカは長崎主体に入荷。前週に比べ数量は５％減少し、価格は約０.５割安。カツオは鹿児島や宮崎主体に入荷。前週に比べ数量は１０％増加し、価格は１.５割弱安。ムキカキの数量は２７％減少し、三陸産の価格は１割安。