水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

２０２０年4月4週 (4月24日～4月30日） 前年同期 （4月26日～5月2日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,261 545 255 461
　前　　　 週 　　　比 （％） 105 102 108 107
　前　年　同　期　比 （％） 80 72 90 87


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 19.8 117 ↑ 38 ↓ 各地 生 10,800 3,520 2,160 117 76 -
海外 生 3,456 2,862 2,376 - 107 -
メバチ 50.6 73 ↓ 88 ↓ 各地* 冷凍 2,376 856 486 102 78 -
アジ 41.4 95 ↓ 62 ↓ 長崎 中 1,404 572 270 108 109 170-180g/尾
島根 中小 648 522 324 - 92 100-110g/尾
サバ 32.1 93 ↓ 93 ↓ 鹿児島ほか － 540 264 216 109 114 7-8入/5kg
イワシ 38.5 108 ↑ 145 ↑ 石川 － 540 259 162 92 73 110-120g/尾
スルメイカ 9.7 72 ↓ 154 ↑ 長崎ほか － 1,296 1,149 864 116 110 20入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.0 167 ↑ 16 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.7 87 ↓ 89 ↓ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 20.9 86 ↓ 87 ↓ 北海道 マ 540 400 216 106 102 -
宮城ほか マコ 540 - 216 - - -
北海道 アカ 648 421 324 91 92 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - 540 - 83 - -
ハマチ 16.5 94 ↓ 82 ↓ 愛媛ほか 野〆 972 918 864 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 19.2 126 ↑ 72 ↓ 北海道 トキ 2,700 2,128 1,620 86 86 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 12.3 93 ↓ 141 ↑ 岩手ほか 生 864 684 540 90 - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 10.2 77 ↓ 32 ↓ 千葉ほか － 1,944 1,037 432 150 116 3-5kg/尾
キンメダイ 8.3 138 ↑ 91 ↓ 東京ほか － 3,240 1,598 1,080 99 74 0.5-1.5kg/尾
ムキカキ 3.7 95 ↓ 128 ↑ 三陸 － 1,188 882 648 100 99 -
各地 － 1,188 994 756 102 - -


３　豊洲市場概況
　今週は２９日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ、わずかに増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると２４日（金）週末の取引、荷動きはいまひとつ。カツオの千葉産がほぼ倍額に急伸、アジは続伸、スルメとブリは小安く相場全体では、まちまち。２５日（土）休市前の取引、休み前の前荷簿から買われ、荷動きはおおむね良好。アジが小幅続伸、サバは小幅下落し、イワシとブリは軟調で相場全体では、小動き。２７日（月）休市明けの取引、買い気は上向き。カツオが２－３割下落、アジは２割反落、メジは堅調、サバは強保合、相場全体では、小甘い。２８日（火）休市前の取引、順調な入荷だが買い気は弱かった。サバがしっかり、メジは強保合、アジは２－３割続落、ブリは弱保合、相場全体では、小動き。３０日（木）休市明けの取引、買い気はまずまず。イワシ、スルメが１－２割下落、メジは小安く、サバは軟調、相場全体では小幅下落。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が島根を主体に入荷。前週に比べ数量は５％減少し、価格は中型が１割弱高、中小が前年同期比で１割弱安。サバは鹿児島や三重を主体に入荷。前週に比べ数量は７％減少し、価格は約１割高。イワシは石川を主体に入荷。前週に比べ数量は８％増加し、価格は１割弱安。スルメイカは長崎や富山を主体に入荷。前週に比べ数量は２８％減少し、価格は約１．５割高。カツオは千葉や鹿児島を主体に入荷。前週に比べ数量は２３％減少し、価格は５割高。ムキカキの数量は５％減少し、三陸産の価格は変わらず。