水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年5月2週 (5月8日～5月14日） 前年同期 （5月10日～5月16日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,169 548 229 392
　前　　　 週 　　　比 （％） 81 86 79 75
　前　年　同　期　比 （％） 91 84 106 93


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 26.2 80 ↓ 67 ↓ 各地 生 8,640 3,241 1,404 95 105 -
海外 生 3,348 2,814 2,160 104 98 -
メバチ 47.2 71 ↓ 109 ↑ 各地* 冷凍 2,376 873 486 101 80 -
アジ 44.2 89 ↓ 59 ↓ 長崎ほか 中 1,296 518 270 110 146 170-180g/尾
石川ほか 中小 540 446 216 103 125 100-110g/尾
サバ 28.0 86 ↓ 92 ↓ 千葉ほか － 648 277 173 99 109 7-10入/5kg
イワシ 39.5 96 ↓ 181 ↑ 石川 － 648 248 162 92 74 110-120g/尾
スルメイカ 7.6 58 ↓ 109 ↑ 石川ほか － 1,404 1,058 540 89 108 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.9 112 ↑ 33 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 3.8 68 ↓ 83 ↓ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 18.9 81 ↓ 88 ↓ 北海道 マ 648 378 216 93 96 -
青森ほか マコ 540 396 270 105 92 -
北海道 アカ 648 473 216 117 117 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - 432 - 73 - -
ハマチ 26.2 107 ↑ 208 ↑ 愛媛ほか 野〆 972 918 864 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 14.4 74 ↓ 73 ↓ 北海道 トキ 2,160 1,890 1,620 100 76 -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 11.0 83 ↓ 138 ↑ 岩手ほか 生 756 720 648 111 - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 1,080 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 17.6 98 ↓ 37 ↓ 千葉ほか － 1,404 756 378 106 140 3-5kg/尾
キンメダイ 10.3 77 ↓ 92 ↓ 東京ほか － 2,160 1,512 864 102 78 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１３日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１４％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、８日（金）週末の取引、連休後で買い気は弱め。スルメが小反発、サバ、ブリ、メジがそれぞれ保合圏内、相場全体では保合。９日（土）休市前の取引、買い気はまずまず。カツオの千葉産が倍値に急伸、アジは１割上伸、対してサバは１－２割下落、スルメは１割反落、イワシは小動き、相場全体ではまちまち。１１日（月）休市明けの取引、入荷は多いが荷動きは低調。カツオが２－３割反落、サバは２－３割続落、ブリは２割下落、アジは１－２割反落、相場全体では下落。１２日（火）休市前の取引、入荷は減ったが買い気はいまひとつ。スルメは小反発、ブリは強保合、カツオはまちまち、相場全体では強保合。１４日（木）休市明けの取引、順調な入荷だが荷動きは低調。スルメが小幅続伸、アジは小幅下落、イワシは軟調、サバは小動き、相場全体では小動き。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎や鳥取、中小型が石川や富山を主体に入荷。数量は前週に比べ１１％減少し、価格は中型が１割高、中小型がわずかに上昇。サバは千葉や三重を主体に入荷。数量は前週に比べ１４％減少し、価格はほぼ変わらず。イワシは石川を主体に入荷。数量は前週に比べ４％減少し、価格は一割弱安。スルメイカは石川や福井を主体に入荷。数量は前週に比べ４２％減少し、価格は約１割安。カツオは千葉や鹿児島を主体に入荷。数量は前週に比べわずかに減少し、価格は約０．５割高。