水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

２０２０年5月3週 (5月15日～5月21日） 前年同期 （5月17日～5月23日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,187 543 236 408
　前　　　 週 　　　比 （％） 102 99 103 104
　前　年　同　期　比 （％） 93 88 91 100


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 36.1 138 ↑ 113 ↑ 各地 生 7,020 2,941 1,404 91 62 -
海外 生 3,564 2,965 2,376 105 102 -
メバチ 45.4 96 ↓ 80 ↓ 各地* 冷凍 2,160 836 486 96 75 -
アジ 55.3 125 ↑ 80 ↓ 長崎 中 1,296 410 216 79 82 170-180g/尾
新潟 中小 540 389 216 87 90 80-100g/尾
サバ 27.6 99 ↓ 88 ↓ 千葉 － 648 307 173 111 115 7-10入/5kg
イワシ 29.9 76 ↓ 150 ↑ 石川 － 864 259 162 104 60 110-120g/尾
スルメイカ 10.6 139 ↑ 108 ↑ 石川ほか － 1,296 989 756 93 107 20-25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.4 74 ↓ 42 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 3.7 97 ↓ 77 ↓ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 20.7 110 ↑ 110 ↑ 北海道 マ 540 346 216 92 92 -
青森ほか マコ 432 378 162 95 100 -
北海道 アカ 756 486 324 103 115 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - 540 - 125 119 -
ハマチ 13.5 52 ↓ 85 ↓ 愛媛ほか 野〆 972 916 864 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 14.9 103 ↑ 85 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 10.7 97 ↓ 120 ↑ 岩手ほか 生 - 756 - 105 - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 11.7 66 ↓ 26 ↓ 千葉 － 1,620 975 432 129 161 3-5kg/尾
キンメダイ 7.8 76 ↓ 101 ↑ 東京ほか － 2,160 1,555 1,080 103 90 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は２０日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べほぼ変わらず。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１５日（金）週末の取引、入荷が少ないこともあり買い気はまずまず。アジが強保合、ブリは小高い、カツオは小動き、相場全体では強保合。１６日（土）休市前の取引、天気が下り坂の予報から荷動きは停滞気味。アジは小幅下落、イワシは安値が継続、サバは幾分値を上げ、スルメやカツオも底堅い値動き、相場全体では小動き。１８日（月）休市明けの取引、天候の悪化の予報などで買い気は低調。アジは２割続落、スルメは１割下落、サバは軟調、カツオは弱保合、相場全体では軟調。１９日（火）休市前の取引、雨市で買い気は弱かった。サバは堅調、カツオは小安く、アジは小甘い、イワシ、メジはともに小動き、相場全体では小動き。２１日（木）休市明けの取引、買い気はいまひとつ。イワシ、サバ、スルメ、ブリが１－３割上伸、カツオはしっかり、相場全体では上伸。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎、中小型が新潟を主体に入荷。数量は前週に比べ２５％増加し、価格は中型が約２割安、中小型が１．５割弱安。サバは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べほぼ変わらず、価格は約１割高。イワシは石川を主体に入荷。数量は前週に比べ２４％減少し、価格は約０．５割高。スルメイカは石川や福井を主体に入荷。数量は前週に比べ３９％増加し、価格は０．５割強安。カツオは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ３４％減少し、価格は約３割高。