水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

２０２０年6月1週 (5月29日～6月4日） 前年同期 （5月31日～6月6日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,406 636 347 424
　前　　　 週 　　　比 （％） 127 114 189 114
　前　年　同　期　比 （％） 100 94 114 98


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 28.6 114 ↑ 67 ↓ 各地 生 16,740 4,938 2,160 137 101 -
海外 生 6,048 3,489 1,620 59 100 -
メバチ 48.6 123 ↑ 97 ↓ 各地* 冷凍 1,944 827 486 99 76 -
アジ 63.9 114 ↑ 87 ↓ 長崎ほか 中 1,080 443 216 103 111 170-250g/尾
新潟ほか 中小 648 432 270 138 129 80-100ｇ/尾
サバ 30.0 107 ↑ 96 ↓ 千葉 － 648 277 216 93 100 7-10入/5kg
イワシ 39.9 106 ↑ 102 ↑ 鳥取 － 756 238 162 79 100 110-120g/尾
スルメイカ 34.9 212 ↑ 209 ↑ 石川 － 1,188 544 216 72 78 25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.0 91 ↓ 26 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.1 114 ↑ 91 ↓ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 18.9 90 ↓ 121 ↑ 北海道 マ 648 410 216 108 88 -
青森ほか マコ 540 392 216 94 - -
北海道 アカ 864 486 216 100 95 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 432 378 324 70 - -
ハマチ 16.8 111 ↑ 138 ↑ 愛媛ほか 野〆 972 918 864 100 94 5-6kg/尾
塩サケ 19.1 146 ↑ 96 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 11.1 97 ↓ 137 ↑ 岩手ほか 生 648 - 540 86 - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 22.1 139 ↑ 55 ↓ 千葉 － 1,404 821 432 83 112 3-5kg/尾
キンメダイ 12.3 137 ↑ 99 ↓ 東京ほか － 2,160 1,469 1,080 97 74 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は３日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ１４％の増加。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、２９日（金）週末の取引、入荷は減少したが買い気は振るわなかった。アジが２割続落、サバは２割下落、スルメは１－２割反落、ブリは１－２割下落、カツオは軟調、相場全体では続落。３０日（土）休市前の取引、月末の取り引とあって仲卸らの買い気は休み前にしては低調。アジが安値継続、イワシとスルメが値下がり、サバやブリなども伸び悩む展開、相場全体では弱保合。１日（月）休市明けの取引、月替わりと週明けで買い気は上向き。アジが２割上伸、サバはしっかり、スルメは１－２割続落、カツオとブリはともに軟調、相場全体ではまちまち。２日（火）休市前の取引、買い気が弱まり荷動きは鈍化。アジが２－３割反落、カツオとメジはともに小安い、サバは軟調、イワシは弱保合、相場全体では小幅安。４日（木）休市明けの取引、買い気はいまひとつ。アジは小幅続落、スルメは小反落、イワシとメジは軟調。相場全体では軟調。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎や千葉、中小型が新潟や鳥取主体に入荷。数量は前週に比べ１４％増加し、価格は中型がわずかに上昇、中小型が４割弱高。サバは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ７％増加し、価格は０．５割強安。イワシは鳥取を主体に入荷。数量は前週に比べ６％増加し、価格は約２割安。スルメイカは石川を主体に入荷。数量は前週に比べ２．１倍に増加し、価格は３割弱安。カツオは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ３９％増加し、価格は１．５割強安。