水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年6月3週 (6月12日～6月18日） 前年同期 （6月14日～6月20日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,270 608 247 415
　前　　　 週 　　　比 （％） 105 100 113 109
　前　年　同　期　比 （％） 101 101 97 103


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 49.7 92 ↓ 94 ↓ 各地 生 10,800 2,696 1,080 100 88 -
海外 生 7,020 2,724 1,620 125 70 -
メバチ 48.6 93 ↓ 104 ↑ 各地* 冷凍 3,024 824 486 99 77 -
アジ 36.5 88 ↓ 74 ↓ 長崎 中 1,080 842 540 113 142 170-180g/尾
長崎 中小 864 583 324 108 110 110-120g/尾
サバ 27.0 97 ↓ 110 ↑ 宮城ほか － 648 268 216 90 79 10入/5kg
イワシ 46.7 99 ↓ 116 ↑ 千葉 － 864 302 130 107 122 110-120g/尾
スルメイカ 32.1 90 ↓ 247 ↑ 石川 － 1,188 687 389 121 85 25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.2 120 ↑ 35 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.6 121 ↑ 84 ↓ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 16.7 74 ↓ 120 ↑ 北海道 マ 648 400 162 103 86 -
青森ほか マコ 540 432 324 107 - -
北海道 アカ 756 616 432 108 134 -
北海道 ｱｻﾊﾞ 648 567 540 88 - -
ハマチ 18.1 120 ↑ 147 ↑ 愛媛ほか 野〆 972 918 864 100 93 5-6kg/尾
塩サケ 16.3 124 ↑ 95 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 11.6 115 ↑ 166 ↑ 岩手ほか 生 648 - 216 100 - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 35.4 149 ↑ 101 ↑ 千葉 － 1,404 691 216 76 94 3-6kg/尾
キンメダイ 6.6 55 ↓ 106 ↑ 東京ほか － 2,160 1,469 864 97 67 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１７日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べほぼ変わらず。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１２日（金）週末の取引、入荷は減ったが荷動きは良くなかった。サバが１－２割反落、カツオ、スルメが１－２割続落、アジは小幅下落、相場全体では小幅安。１３日（土）休市前の取引、雨市で買い気は振るわなかった。イワシが良品入荷で５－６割急伸、スルメ、アジは１－２割反発、相場全体では反発。１５日（月）休市明けの取引、買い気はやや上向き。イワシが半値水準に急反落、アジは１割反落、スルメは小甘く、カツオは小動き、相場全体では軟調。１６日（火）休市前の取引、買い気は良くなかった。スルメが５－７割急伸、イワシ、アジは１－２割反発、カツオは小動き、ブリは小甘い、相場全体では堅調。１８日（木）休市明けの取引、入荷が増えても荷動きは良くなかった。スルメは３－４割にアジは２割の反落、カツオは１－２割下落、サバは軟調、イワシは弱保合、相場全体では下落。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型、中小型ともに長崎を主体に入荷。数量は前週に比べ１２％減少し、価格は中型が１．５割弱高、中小型が１割弱高。サバは宮城や千葉を主体に入荷。数量は前週に比べわずかに減少し、価格は１割安。イワシは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べほぼ変わらず、価格は０．５割強高。スルメイカは石川を主体に入荷。数量は前週に比べ１０％減少し、価格は約２割高。カツオは千葉を主体に入荷。数量は前週に比べ４９％増加し、価格は約２．５割安。