水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年7月1週 (7月3日～7月9日） 前年同期 （7月5日～7月11日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,172 561 231 380
　前　　　 週 　　　比 （％） 82 92 59 90
　前　年　同　期　比 （％） 92 91 94 94


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 39.5 92 ↓ 97 ↓ 各地 生 18,900 2,852 1,620 119 66 -
海外 生 4,860 2,949 1,944 - 70 -
メバチ 54.8 96 ↓ 109 ↑ 各地* 冷凍 3,024 809 486 99 77 -
アジ 28.3 56 ↓ 50 ↓ 長崎ほか 中 2,700 918 432 185 174 170-250g/尾
長崎ほか 中小 972 756 432 171 171 110-120g/尾
サバ 25.8 98 ↓ 93 ↓ 宮城 － 756 324 216 127 80 8-10入/5kg
イワシ 36.4 79 ↓ 82 ↓ 北海道 － 1,080 460 216 140 164 120-130g/尾
スルメイカ 27.6 88 ↓ 98 ↓ 石川 － 1,296 644 432 106 107 25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.4 117 ↑ 47 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 4.0 108 ↑ 60 ↓ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 12.3 95 ↓ 111 ↑ 北海道 マ 864 486 216 122 94 -
青森ほか マコ 864 486 216 115 82 -
北海道 アカ 864 945 648 146 159 -
北海道 ｱｻﾊﾞ - 756 - - - -
ハマチ 18.3 88 ↓ 154 ↑ 愛媛ほか 野〆 864 810 756 100 79 5-6kg/尾
塩サケ 16.6 87 ↓ 84 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 10.2 113 ↑ 142 ↑ 岩手ほか 生 648 - 540 100 - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 33.1 83 ↓ 107 ↑ 千葉ほか － 1,620 670 216 135 78 3-5kg/尾
キンメダイ 6.3 105 ↑ 121 ↑ 東京ほか － 2,700 1,771 1,296 109 99 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は８日（水）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ８％の減少。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、３日（金）週末の取引、午後からの雨予報もあり買い気は低調。スルメは２割続伸、アジとイワシは１－２割上伸、ブリは堅調、サバは強保合、相場全体では堅調。４日（土）休市前の取引、天候不良や高値嫌気から買い気は低調。アジは弱保合、イワシ、サバはやや値下がり、スルメは底堅い、相場全体では弱保合。６日（月）週明けの取引、雨市と入荷増で買い気は弱かった。カツオが浜高を受けて５－７割続伸、スルメは１－２割下落、イワシ、メジは弱保合、相場全体では軟調。７日（火）休市前の取引、買い気は振るわなかった。メジ、アジが１－２割上伸、カツオは高値反動もあり３－５割反落、スルメは１割続落、相場全体ではまちまち。９日（木）休市明けの取引、雨市で買い気は振るわなかった。カツオは２－４割反発、アジは１－２割続伸、イワシは２割下落、スルメは１割続落、相場全体ではまちまち。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎や宮城、中小型が長崎や島根を主体に入荷。数量は前週に比べ４４％減少し、価格は中型が８．５割高、中小型が約７割高。サバは宮城を主体に入荷。数量は前週に比べわずかに減少し、価格は２．５割強高。イワシは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ２１％減少し、価格は４割高。スルメイカは石川を主体に入荷。数量は前週に比べ１２％減少し、価格は約０．５割高。カツオは千葉や宮城を主体に入荷。数量は前週に比べ１７％減少し、価格は３．５割高。