水産物の週間市況について

０３（３５２０）８２６１～８２６２

2020年7月2週 (7月10日～7月16日） 前年同期 （7月12日～7月18日）


１　品種別取扱状況
総取扱数量 鮮魚類 冷凍魚類 塩干加工品
　一日平均取扱数量 （ ｔ ） 1,182 565 252 364
　前　　　 週 　　　比 （％） 101 101 109 96
　前　年　同　期　比 （％） 94 88 102 98


2 魚種別取扱状況
品名 一日平均上場数量（ｔ） 主産地 銘柄 卸売価格（㎏／円）及び中値比較 今週の主力
上場
数量		 前週比 増減 前年
同期比		 増減 高値 中値 安値 前週比 前年
同期比		 （サイズ）
マグロ 43.8 111 ↑ 119 ↑ 各地 生 14,040 3,428 1,512 120 39 -
海外 生 5,940 3,362 2,700 114 77 -
メバチ 51.0 93 ↓ 107 ↑ 各地* 冷凍 2,700 798 486 99 76 -
アジ 35.0 124 ↑ 59 ↓ 長崎ほか 中 1,512 605 324 66 127 170-250g/尾
長崎 中小 1,080 864 648 114 178 100-110g/尾
サバ 27.3 106 ↑ 90 ↓ 宮城 － 756 320 216 99 107 10入/5kg
イワシ 38.2 105 ↑ 77 ↓ 北海道 － 1,296 454 162 99 153 120-130g/尾
スルメイカ 28.6 104 ↑ 110 ↑ 石川 － 1,404 782 432 121 127 25入/5kg
冷ｽﾙﾒｲｶ 1.4 100 56 ↓ 各地 － 1,013 - 743 - - -
サンマ 5.1 128 ↑ 88 ↓ 各地 解凍 1,080 - 540 - - -
カレイ 12.8 104 ↑ 132 ↑ 北海道 マ 864 486 216 100 84 -
青森ほか マコ 1,080 648 216 133 80 -
北海道 アカ 756 846 540 90 - -
北海道 ｱｻﾊﾞ - - - - - -
ハマチ 17.8 97 ↓ 142 ↑ 愛媛ほか 野〆 864 810 756 100 79 5-6kg/尾
塩サケ 14.6 88 ↓ 89 ↓ 北海道 トキ - - - - - -
北海道 アキ 1,080 972 864 100 100 -
タラ類 8.2 80 ↓ 109 ↑ 岩手ほか 生 972 648 432 100 - 4-5kg/尾
宮城 ぶわ 1,080 - 864 - - 4-7枚入/5kg
カツオ 26.7 81 ↓ 58 ↓ 千葉ほか － 1,620 756 216 113 130 3-5kg/尾
キンメダイ 5.0 79 ↓ 91 ↓ 東京ほか － 2,700 2,117 1,620 120 88 0.5-1.5kg/尾


３　豊洲市場概況
　今週は１５日（木）が休市のため５日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べほぼ変わらず。
　一般鮮魚を中心に取引を見ると、１０日（金）週末の取引、悪天候が続き買い気は低調。サバは強保合、カツオ、ブリはともに保合、メジは小動き、アジは１割反落、相場全体では小動き。１１日（土）休市前の取引、引き続き買い気は弱い。アジが２割続落、カツオは小甘い、サバ、イワシ、ブリはそれぞれ保合、相場全体では弱保合。１３日（月）週明けの取引、天気予報の悪化もあって買い気は振るわなかった。スルメは倍値に続伸。アジは２－３割反発、サバ、ブリは１－３割上伸、相場全体では上伸。１４日（火）休市前の取引、雨市で買い気は弱かった。イワシは３－５割上伸、ブリは堅調、メジは強保合、サバ、スルメは１－２割反落、相場全体ではまちまち。１６日（木）休市明けの取引、買い気はやや上向き。初物のサンマは、北海道産で１３０ｇと小ぶりながらキロ１０万円の御祝儀相場で史上最高値。スルメは３割続落、イワシは２割反落、アジは２割下落、相場全体では軟調。
　主要鮮魚別に見ると、アジは中型が長崎や宮城、中小型が長崎を主体に入荷。数量は前週に比べ２４％増加し、価格は中型が約３．５割安、中小型が約１．５割高。サバは宮城を主体に入荷。数量は前週に比べ６％増加し、価格はほぼ変わらず。イワシは北海道を主体に入荷。数量は前週に比べ５％増加し、価格はほぼ変わらず。スルメイカは石川を主体に入荷。数量は前週に比べ４％増加し、価格は約2割高。カツオは千葉や三重を主体に入荷。数量は前週に比べ１９％減少し、価格は１．５割弱高